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(,,゚Д゚)と(*゚ー゚)のようです

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 18:53:10.88 ID:2GHPvnvGO

ニコニコニコニコ…

しぃ、どうしてお前はいつも笑ってるんだ?

(*゚ー゚) 「え?どうしてって幸せだからに決まってるじゃない」

(,,゚Д゚) 「なんかいいことでもあったのか?」

(*゚ー゚) 「今、あなたと一緒にご飯を食べてるってことがいいことかなw」

ずいぶん安っぽい幸せだな…



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 18:57:17.12 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「安っぽいてwそんなことないわよw」

(,,゚Д゚) 「そうか?」

(*゚ー゚) 「そうそう」

ニコニコニコニコ…

嬉しそうにしぃは笑ってる。

(*゚ー゚) 「ねぇ、あなた!」

(,,゚Д゚) 「ん?」

(*゚ー゚) 「明日は休みでしょ?買い物付き合ってよ」

別に構わないぞ。

一緒に買い物なんて久しぶりだし…

俺もちょっと楽しみだ。



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:00:08.35 ID:2GHPvnvGO

日曜日のお前は、いつもよりキレイだな。

あ!

化粧か!

(*゚ー゚) 「あなた!早く早く!」

年甲斐もなくはしゃいじゃって…

(,,゚Д゚) 「走るなよwちょっと待てってww」

恥ずかしいって。



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:03:22.10 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「とーちゃーく!」

なんだこのオシャレな服屋は…

(*゚ー゚) 「早く入ろ!」

えぇっ!?

あぁ…

わかったよ…

(,,゚Д゚) (店ん中で俺、浮いてね?)



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:07:16.54 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「見て見てー、どうこれ?似合ってる?」

ひらひらのフリルが付いたスカート…

お前もう27歳だろ…

そんな…

(,,゚Д゚) 「お…おぉ、似合ってるぞ」

でも、マジかわいい。

我が妻ながら、実にかわいい。



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:11:05.38 ID:2GHPvnvGO

(;゚ー゚) 「でもちょっとお腹周りがキツイ…」

ホントだ。

パンパンだ。

(,,゚Д゚) 「どうすんだ、それ?」

(;゚ー゚) 「ダイエットしようかな…」

ダイエットする必要ないと思うぞ。

十分細いだろ、お前…



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:15:03.44 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「私のダイエットが成功したら、このスカートまた買いに来ようね!」

(,,゚Д゚) 「マジかよww」

(*゚ー゚) 「マジもマジw大マジよww」

瞳に「炎」って書いてあるぞ。

まぁ、頑張れよ。

また買いに来ような。



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:19:25.70 ID:2GHPvnvGO




(*゚ー゚) 「うーん、なんだかなー」

さっきの服屋から出た後、何件服屋をハシゴしたよ…

結局あのスカートがいいのか?

(,,゚Д゚) 「ちょっと休憩しないか?」

俺、ちょっと…

いや、結構疲れたぞ。



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:24:36.14 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「そうね…私もちょっと疲れちゃったw」

休もう。

ぜひ休もう。

(*゚ー゚) 「まだ3時だし時間はたくさんあるわね!
たまには映画でも見ましょうよ!」

映画か…

俺達が付き合ってた頃はよく見たな。

うん、いいな、映画。



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:28:39.34 ID:2GHPvnvGO

(,,゚Д゚) 「今なんかおもしろい映画やってるのか?」

(*゚ー゚) 「スイーツって映画が流行ってるみたいよ」

(,,゚Д゚) 「スイーツか…じゃあそれ見るか」

(*゚ー゚) 「うん!」

なんだか懐かしい。

お前とこうしてデートするの…



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:31:30.55 ID:2GHPvnvGO




(*;ー;) 「うぇっ…うっ…」

(,,゚Д゚) 「…」

映画を見終わって、お前は感動して泣いてるのに、俺はポカーンとしてること…

昔もよくあったな。

ホント…

懐かしい。



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:36:30.76 ID:2GHPvnvGO

(,,゚Д゚) 「あれ、どこがそんなに泣けたんだ?」

(*;ー;) 「全体的によ…」

さっぱりわからん…

(,,゚Д゚) 「お前、頭おかしいんじゃねーか?w」

(#;ー;) 「…」

あ…

ヤバイ。



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:41:46.34 ID:2GHPvnvGO

(#;ー;) 「死ね!!」

付き合ってた頃も、こんな感じで怒らせたことあったな…

どうしよう?

(;,゚Д゚) 「ちょwwスマンスマンww」

お詫びに…

(;,゚Д゚) 「昨日の夜、実はちょっと高級なレストラン予約したんだ!
連れてってやるから許してくれww」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:45:30.52 ID:2GHPvnvGO




(*゚ー゚) 「わぁー、スゴーイ!!」

女心と秋の空。

よかったよかった…

(,,゚Д゚) 「ダイエットどころじゃねーぞww」

(*゚ー゚) 「明日から本気だすww」

たぶん、本気ださないで終わるな、これは。



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:51:05.60 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「美味しいね」

口をモゴモゴさせながら、お前は嬉しそうにしてるな…

なんだかこっちまで嬉しくなってくる。

(*゚ー゚) 「こんな美味しい料理、毎日食べさせてくれたらすっごい惚れ直すんだけどねーww」

(,,゚Д゚) 「はいはい、たまにでサーセンww」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:54:46.40 ID:2GHPvnvGO




(*゚ー゚) 「ごちそうさまー」

きっちりデザートまで食べて…

やっぱりダイエットは無理か…

(,,゚Д゚) 「ふぅ…じゃあ、そろそろ帰るかー」

久しぶりのデートもこれにておしまいか…



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 19:56:44.56 ID:2GHPvnvGO




楽しかった。

けど、何か足りない。

大学卒業と同時に結婚して早5年。

俺達には、子供が出来なかった。



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:01:19.57 ID:2GHPvnvGO

「もしもし、ギコ?孫の顔を見れるのはまだかい?」

カーチャンからの電話だ。

「あんたが結婚してから結構経つけどいつになったら子供が出来るんだい?」

俺は黙ってしまった。

「ホントはこんなこと言いたくないけど…一回病院で検査してみたら?」

「しぃさん、どこか悪いんじゃない?」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:04:40.52 ID:2GHPvnvGO

うるせぇよ…

「それじゃあ…またね」

うるせぇよ…

カーチャンが心配する気持ちもわかる…

でも…



(,,゚Д゚) 「なぁ、しぃ…ちょっと病院行かないか?」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:10:55.63 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「え?なんで?」

ホントはわかってるんだろ?

(,,゚Д゚) 「いつまでたっても子供が出来ないし…
お前の体になんか、あれがあったら困るし…さ…」

(*゚ー゚) 「でも、前は、焦らないで俺達のペースでって言ってたじゃない…」

そんなの強がりみたいなもんだよ…

(*゚ー゚) 「義母さんから何か言われたの?」

それも無くはない。

でも、ホントは…

(,,゚Д゚) 「俺、子供が欲しいんだ」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:15:24.52 ID:2GHPvnvGO

俺の、俺達の子供が欲しい。

それが、紛れも無い俺の本音だった。

(,,゚Д゚) 「だからさ…一回病院で検査してみないか?」

ごめんな、ごめんな。

男の俺より、女のお前のほうがそういうことに抵抗があるのはわかってる。

でも、俺、お前の子供が欲しいんだ。

(*゚ー゚) 「わかった…じゃあ週末、病院行こ」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:19:51.68 ID:2GHPvnvGO




週末になった。

病院に行くまでの道、俺達は黙って歩いた。

何かあったらどうしよう?

何もなくてもどうしよう?

そっと、お前は、俺の手を握ってくれた。

ありがとう。

ぎゅっと、俺は、お前の手を握り返した。

お互いがお互いの身を案じていた。



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:26:22.52 ID:2GHPvnvGO




病院に着き、医師の話を聞いた後、俺達は一度別々の部屋に…

俺は看護師にAVを3本渡されて、テレビデオのある個室に通された。

精子を採って下さい。

だ、そうだ。

しぃは…

考えるは止めておいた。

男ってのはつくづくスケベな生き物だと、ちょっと自己嫌悪した。



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:33:05.44 ID:2GHPvnvGO




「検査結果が出るのは来週になります」

医師からはそう言われた。

生きた心地がしないな…

(,,゚Д゚) 「しぃ、帰るか…」

(*゚ー゚) 「うん…」

しぃの目がうるうるしてる。

ごめん。俺、お前に酷いことをしてるよな。

そうだ…

(,,゚Д゚) 「なぁ、しぃ」

(*゚ー゚) 「なぁに?」

(,,゚Д゚) 「これからデートしないか?」

しぃは、コクりと首を縦に振った。



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:40:12.46 ID:2GHPvnvGO




気が付くと、俺達はあの時のオシャレな服屋の前にいた。

(*゚ー゚) 「ねぇ、あなた」

(,,゚Д゚) 「ん?」

(*゚ー゚) 「もし私が妊娠したら、あのかわいいスカートはけないね」

そうだな。

(*゚ー゚) 「私…」

(*;ー;) 「私、怖いの…」

(*;ー;) 「妊娠したらあのスカートはけないよ!!
だからいいじゃない!!
子供なんか出来なくたっていいじゃない!!」

(*;ー;) 「私、あなたと二人きりでも十分幸せだよ!!」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:44:47.59 ID:2GHPvnvGO

お前に惨めな思いをさせて…

悲しい思いをさせて…

涙まで流させて…

俺は、何をやってるんだろうな?

プロポーズしたときに言ったじゃねぇか…

「お前のことを幸せにする」って。

なのに、なのに…



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:49:40.25 ID:2GHPvnvGO

(,,゚Д゚) 「ごめんな…しぃ…」

人目も気にしないで、俺はしぃを抱きしめた。

ただただ、お前が愛おしかった。



その夜、俺としぃは深く、深く愛し合った。

セックスした後に泣いてしまったのは、後にも先にもこの時だけだ。



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:52:33.94 ID:2GHPvnvGO




それから丸々一週間が経った。

「一応」という気持ちで、俺達は病院に行った。





52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 20:59:16.32 ID:2GHPvnvGO

「旦那様の精子が薄いようですね」

医師の説明によると、どうやら俺の精子が薄いようだ。

(,,゚Д゚) 「精子が薄い」

医師の説明をそのまま反復する俺。

それが何を意味しているかは簡単に理解出来た。

(,,゚Д゚) 「俺は…」

「役立たず」だ。



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:06:25.66 ID:2GHPvnvGO




自尊心や尊厳、そういった類いのもの全てが崩壊して、ポカーンとしている俺を、しぃは何事もなかったかの様に笑い飛ばした。

(*゚ー゚) 「いいじゃん別にww中出しし放題だよwwww」





(*゚ー゚) 「でも、子供が完全にできないってわけじゃないし…」

(*゚ー゚) 「そのさ…がんばろうよ…」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:11:18.88 ID:2GHPvnvGO




(,,゚Д゚) 「あ、もしもし、カーチャン?オレオレ」

(,,゚Д゚) 「詐欺じゃねーよwwギコだよ」

(,,゚Д゚) 「病院行って来たよ」

(,,゚Д゚) 「あぁ、うんうん…そうだよ」

(,,゚Д゚) 「その、さ…俺だったわ」

(,,゚Д゚) 「だから原因だよ…」

(,,゚Д゚) 「だからさ、しぃは悪くないんだ」

(,,゚Д゚) 「全部俺のせい」

(,,゚Д゚) 「…」

(,,゚Д゚) 「んじゃ、またね」



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:18:03.18 ID:2GHPvnvGO

カーチャンとの電話を切った俺をしぃは黙って見ていた。

(,,゚Д゚) 「ごめんな、しぃ」

(,,;Д;) 「俺、お前のこと幸せに出来そうにないわ」

自分自身の不甲斐なさで泣く俺を、しぃはただ抱きしめてくれた。

いつかの俺みたいに。

(*゚ー゚) 「だったら私があなたを幸せにするよ」

(*;ー;) 「だから泣かないで」

お前も泣いてるじゃねーかよ…



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:23:14.63 ID:2GHPvnvGO




それっきり、俺達は元の生活に戻った。

子供はいないかもしれないが、お互いがお互いを大切に、幸せにしようと日々を生きている。

ホントに大切なものがなんなのかを再確認出来た気がする。

俺はしぃが、誰よりも、何よりも大切だ。

胸を張ってそう言える。



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:27:09.33 ID:2GHPvnvGO




なんてことを考えてからもう、数ヶ月経つわけだが…

(*゚ー゚) 「あなた…できちゃったみたい」

何が?

(*゚ー゚) 「赤ちゃん」

しぃのお腹はポッコリしていた。



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:30:29.52 ID:2GHPvnvGO

(;,゚Д゚) 「ってマジかよwww」

(*゚ー゚) 「マジですwww昼間病院で検査したら、もう三ヶ月ですだって」

なんだかんだで、嬉しすぎて、ぶっこわれちゃいそうだ。



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:34:26.47 ID:2GHPvnvGO

(,,゚Д゚) 「ちょww家事とかいいからwww安静にしてろよwww」

(,,゚Д゚) 「すっぱいもの食べたくないか?www」

(,,゚Д゚) 「子供の名前とかどうしようwwww」

俺のテンションは半端ない勢いで、日々上がっていた。

まだ見ぬ我が子へ、オモチャを買い、オムツを買い、完全に親バカ街道を進んでいた。



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:40:25.43 ID:2GHPvnvGO




そして時は流れて…

(;゚ー゚) 「あなた!う、産まれそう…」

予定日よりも一週間ほど早く、しぃは産気付いた。

(;,゚Д゚) 「待ってろ、しぃ。すぐに病院に連れていくから」

(;,゚Д゚) 「お腹の中の赤ちゃんもちょっと待てゴラァ!!」

あたふたして当然だ…

初産だからな。



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:47:38.34 ID:2GHPvnvGO




病院に着くなり、医師は言った。

「奥様、状態がよくありませんね…もしもの場合も考えておいてください」

もしもの場合?

「お子さんと奥様のどちらかが…」

(;,゚Д゚) 「なんでだよ!?しぃならさっきまで元気そうにして---」

「よく…ではありませんが、度々あることなんです」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:52:06.52 ID:2GHPvnvGO

「ですから…」

「ですから、奥様とお話をして決めて下さい」

「もちろん、私達は尽力します…」

俺は…

どうすればいいんだ?

出産時に、男は無力だと言う。

俺は、ホントに無力だ。



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 21:58:55.26 ID:2GHPvnvGO




薬を飲み、一度、病室で過ごすことになったしぃは、さっきまでとは打って変わって弱々しくなっていた。

(,,゚Д゚) 「なぁ、お前はどうしたい?」

(*゚ー゚) 「産みたい」

(,,゚Д゚) 「お前…死んじゃうかもしれねーんだぞ」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 22:03:13.31 ID:2GHPvnvGO

(*゚ー゚) 「わかってるよ」

(,,゚Д゚) 「じゃあ、どうして…」

(*゚ー゚) 「あなたの子供だからだよ」

(,,゚Д゚) 「…」

(*゚ー゚) 「私はもう十分過ぎるくらい幸せだよ」

(* ー ) 「だからさ…」

(*;ー;) 「『お腹の中の私』も、あなたに幸せにしてもらいたいんだ」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 22:07:58.60 ID:2GHPvnvGO

(,, Д ) 「俺はまだ…」

(,,;Д;) 「俺はまだ、お前に幸せにしてもらってねぇぞ!!」

(,,;Д;) 「だから絶対死ぬなよ!!赤ちゃんもお前も絶対死ぬなよ!!」

(*;ー;) 「うん…」



嘘つきやがって…

お前、なに死んでんだよ。



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 22:12:00.37 ID:2GHPvnvGO




七回忌か…

早いもんだな、しかし。

『お腹の中の私』もずいぶん成長してるぞ。

最近は俺と風呂も入ってくれねぇよ…

まったくマセガキだ。



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 22:15:45.81 ID:2GHPvnvGO

(*゚∀゚) 「パパ泣いてんのかよwww」

(,,;Д;) 「う、うるせぇww」

ちょっと、いや、だいぶ生意気だが、お前に似てまぁかわいいぞ。

(*゚∀゚) 「男が泣くもんじゃないよwww」

(,,;Д;) 「…」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 22:18:12.99 ID:2GHPvnvGO




俺は今、幸せに生きている。

この幸せは、お前がのこしてくれた幸せだ。

ありがとう。

ホントにありがとう。

だからさ、最後に、俺からお前へ、プレゼントがあるんだ…



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 22:21:10.43 ID:2GHPvnvGO




あのとき買えなかった、かわいいフリルの付いたスカート。

あれ、娘が、つーがもうちょっと大きくなったらプレゼントするつもりだ。

わざわざ一人であの服屋に行って、買ってきたんだぜ…

恥ずかしかったわ…



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/01(土) 22:25:09.49 ID:2GHPvnvGO




(*゚∀゚) 「パパどうしたの?ww泣いてたと思ったら急に笑い出して」

(,,゚Д゚) 「いや、なんでもねぇよwwあと10年先が楽しみなだけだwww」

(*゚∀゚) 「?」

(,,゚Д゚) 「気にすんなww」

それからさ…



(,,゚Д゚) 「ありがとうな」

お前は俺が幸せにするからな。



おしまい









元スレ:(,,゚Д゚)と(*゚ー゚)のようです(リンク先( ^ω^)ブーン系小説とか読み物とかの倉庫様)
[ 2014/10/25 11:51 ] スレ立て短編 | TB(0) | CM(0)

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