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月のうみのようです  27.アペニン山脈

392 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:26:30 ID:8HbZOwdQ0












        
       
                                  高く高く山登り

                                  男と少女のふたり旅

                            だまって下を見下ろせば

                              かつての 人の 息吹があるの



                                 27.アペニン山脈












        
       
.

393 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:26:58 ID:8HbZOwdQ0
(; ´ω`)”「よいしょ、よいしょ……」 のしのし…

ξ゚⊿゚)ξ「がんばれーーーーーーー」

(; ´ω`)”「ボートを運べる装置とか落ちてないのかお~……」

ξ゚⊿゚)ξ「大変~?」

(; ´ω`)”「大変だお~~~……」

ξ゚⊿゚)ξ「変わる~?」

(; ´ω`)”「大丈夫大丈夫……」

ξ゚⊿゚)ξ「あとちょっと!」

(; ´ω`)”「うおーーーーーーー、あとちょっとだお~~~~……」

ΞΞΞΞΞΞξ゚⊿゚)ξ てってってって

(; ´ω`)”「あんまり遠くにいくと危ないお~~~、ツンちゃーーーん」

ξ゚⊿゚)ξ「はやくーーーーーーーー!」

(; ´ω`)”「心配したり急かしたり、忙しい子だお……」

394 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:27:45 ID:8HbZOwdQ0
ξ゚⊿゚)ξ「ほら、もうちょっとーーーーーー」

(; ´ω`)”「はぁはぁ……、ぜぇぜぇ……」

(; ´ω`)” のしのし…

(; ´ω`)「到着……」

ξ゚⊿゚)ξ「エレベーターすごいねーーーー」

(; ^ω^)「おっおっ。すんごい高くまで上がってるお~~~~。見上げちゃうおー」

ξ゚⊿゚)ξ「頂上まで行くかなぁ……」

(; ^ω^)「どうだろうかお。イマイチどういうエレベーターなのか予想がつかないお」

ξ゚⊿゚)ξ「行くといいね~」

(; ^ω^)「おっおっ。そうおね」

(; ^ω^)” よっこいせ

(; ^ω^)「じゃあ、行くとしますかーーーーーー」

ξ゚⊿゚)ξ「出発ーーーー!」

………
……


395 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:28:35 ID:8HbZOwdQ0
( ^ω^)っ” イジイジ

ξ゚⊿゚)ξ「エレベーター治った~?」
  っ□

( ^ω^)っ”「……どこが異常解除だか良く分からないお」

( ^ω^)っ” イジイジ

( ^ω^)「あ、これかな」

( ^ω^)σ ポチ…


   ヴーーーーーーーーーーーーーーーーーーン……


( ^ω^)「お! 運転し始めたお!」

ξ゚⊿゚)ξ「乗れる~?」
  っ□

( ^ω^)「多分乗れるお!」

ξ゚⊿゚)ξ「おーーーーーーーー!」
  っ□

396 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:29:18 ID:8HbZOwdQ0
( ^ω^)「さ~て、じゃあエレベーターでぐんぐん上まで行っちゃうかお~~~!」

ξ゚⊿゚)ξ「行く!」
  っ□

( ^ω^)「すんごい早かったらどうするお~?」

ξ゚⊿゚)ξ「ぎゅーーーーーんって?」
  っ□

( ^ω^)「そうだお~」

ξ*゚⊿゚)ξ「楽しい!」
  っ□

(*^ω^)「おっおっ。きっとお耳が痛くなるお」

ξ゚⊿゚)ξ「何で~?」
  っ□

(*^ω^)「気圧の変化があるからだお」

ξ゚⊿゚)ξ「どういう事?」
  っ□

(*^ω^)「耳の中が苦しいよ~~~ってなっちゃうって事だお」

ξ;゚⊿゚)ξ「えーーー、やだー」
  っ□

(*^ω^)っ”「ゆっくり上がってくれると良いおね」 ガチャ…

………
……


397 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:29:53 ID:8HbZOwdQ0


    ウィーーーーーーーーーーーーーーーン……


ξ*゚⊿゚)ξ「おお! どんどん高くなってくよ!」

(*^ω^)「おっおっ。外が見えるエレベーターで良かったおね!」

ξ*゚⊿゚)ξ「うん!」


    ウィーーーーーーーーーーーーーーーン……


(*^ω^)「お~~~~~~~~……。さっきの沼だお~~~」

ξ*゚⊿゚)ξ「きれーい」

(*^ω^)「遠くから見ると、確かにマーブルで綺麗だおね……」

ξ*゚⊿゚)ξ「まだまだ上がる?」

(*^ω^)「多分、もっともっと上がっていくお!」

ξ*゚⊿゚)ξ「おーーー! 頂上までいくー?」

(*^ω^)「実は行っちゃうんだお~~~」

398 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:30:19 ID:8HbZOwdQ0
ξ*゚⊿゚)ξ「凄い!」

(*^ω^)「さっき、案内に書いてあったお!」

ξ*゚⊿゚)ξ「早く頂上つかないかなぁ~~」

(*^ω^)「お~~~……もうホント高くなってきたお~~~」

ξ*゚⊿゚)ξ「もう雲の上?」

(*^ω^)「まだまだだお~~」

ξ*゚⊿゚)ξσ「あそこのもやもやした所は~?」

(*^ω^)「ありゃ、雨の降ってた海だお。雨でもやもやしてるように見えるんだお。雲があるのはもうちょっと上だと思うお」

ξ*゚⊿゚)ξ「へーーーーーーー……」


    ウィーーーーーーーーーーーーーーーン……


(*^ω^)σ「ほら、あれが雲だお」

ξ*゚⊿゚)ξ「どれどれ」

(*^ω^)σ「さっきの雨があったあたりだお」

399 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:30:49 ID:8HbZOwdQ0
ξ*゚⊿゚)ξ「おお! もう雲の上?」

(*^ω^)「そうだお! これで正真正銘雲の上だお!」

ξ*゚⊿゚)ξ「やったーーー!」

(*^ω^)「そんなに雲の上が嬉しいのかお~?」

ξ*゚⊿゚)ξ「うんー」

(*^ω^)「おっおっ、そうかお。……あっ、あれは時計台だお!」

ξ*゚⊿゚)ξ「ちっちゃいねー」

(*^ω^)「おっおっ。ずいぶんと高い所まで来たから……」


      チーーーーーーーーーーーン


(*^ω^)「お。ついたお。出てみるかお~」

ΞΞΞΞΞΞΞΞξ*゚⊿゚)ξ てってってってって

(; ^ω^)「あ、こら。ダメだお、走ったらー……」

………
……


400 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:31:31 ID:8HbZOwdQ0
( ^ω^)「なるほど。頂上は連絡通路になってるのかお……」

ξ*゚⊿゚)ξσ「ねえねえ、すごいよ。見渡せるよ」

( ^ω^)「お~~~~。おっおっ。こんな高い所まで来てしまったお~~~」

ξ*゚⊿゚)ξ「すごいね~~~」

( ^ω^)σ「ほら、あのへんが氷の海だお~」

ξ*゚⊿゚)ξ「キラキラしてる」

(*^ω^)「ね。まるで宝石だお」

ξ*゚⊿゚)ξ「アリストテレスは~?」

( ^ω^)σ「えーっと……。多分あれかな?」

ξ*゚⊿゚)ξ

ξ*゚⊿゚)ξ「ちっちゃくて分かんないねー」

( ´ω`)「おっおっ。そうだおね……」

401 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:32:11 ID:8HbZOwdQ0
ξ*゚⊿゚)ξσ「あ! 赤い海!」

( ^ω^)「おーーー! 意外と近くなのかお~~~」

ΞΞΞΞΞξ*゚⊿゚)ξ「こっちは、こっちは」 てってって

( ^ω^)「お。逆方面かお?」

ξ*゚⊿゚)ξ「……わぁ~~」

( ^ω^)「お~~~、何だおあの真っ白な海は……」

ξ*゚⊿゚)ξ「凄いね凄いね、いっぱいあるね」

( ^ω^)「なんだか、海の真ん中に大きな施設もあるお~……」

ξ*゚⊿゚)ξ「ねぇねぇ」

( ^ω^)「お?」

ξ*゚⊿゚)ξ「お母さんはどこにいるかなぁ」

(; ^ω^)「え~~~っと……。ここまで高いと街らしい街が小さすぎて見えないお~~……」

402 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:32:43 ID:8HbZOwdQ0
ξ*゚⊿゚)ξ「探して探して」

(; ^ω^)「ちょっと待ってお~~~」
  _,
(; ^ω^) ジーーー……

(*^ω^)σ「おーーー! あそこに街みたいのがあるお……!」

ξ*゚⊿゚)ξ「どこどこ?」

(*^ω^)σ「あの、キラキラした海の近くだお!」

ξ*゚⊿゚)ξ

ξ*゚⊿゚)ξ「わかんない」

(*^ω^)「わかんなかったかお」

ξ*゚⊿゚)ξ「そこにいるのかなぁ」

(*^ω^)「まだ分からないけど、可能性はあると思うお! 他にもなんだか街がありそうな感じだし……」

ξ*゚⊿゚)ξ「うん! 早く会いたいなぁ……」

(*^ω^)「お母さんもかなり気になるけど、アレを見てお」

403 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:33:16 ID:8HbZOwdQ0
ξ*゚⊿゚)ξ「どれどれ~?」

(*^ω^)σ「あそこだお」

ξ*゚⊿゚)ξ「……ピンク!」

(*^ω^)「そーだお、ピンクの海だお! ありゃどういう海なんだろう……」

ξ*゚⊿゚)ξ「気になるねぇ」

(*^ω^)「めっちゃ気になるお~」

ξ*゚⊿゚)ξ「降りたらどんな感じなのかなぁ」

(*^ω^)「さー、どうだろうかお。真下は見えないから……」

ξ*゚⊿゚)ξ「楽しみだねー」

(*^ω^)「おっおっ。降りてすぐにお母さんと再会とかあったりして」

ξ*゚⊿゚)ξ「ホント~?」

(*^ω^)「さぁー、まだわからんお~」

ΞΞΞΞΞΞξ*゚⊿゚)ξ「早く降りるんだ~~~~~~~」  てってってって

(; ^ω^)「あ、もう。ちょっと待ちなさいお」

………
……


404 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:33:42 ID:8HbZOwdQ0
ξ*゚⊿゚)ξ「おーーーー。降りていくよ~~~~」

( ^ω^)「おっおっ、ちょっと立ちすくむおね~~~」

ξ*゚⊿゚)ξ「怖いの~?」

( ´ω`)「ちょっとね」

ξ*゚⊿゚)ξ” ゆらゆら

(; ´ω`)”「ちょっと。揺らすんじゃありません!」

ξ*゚⊿゚)ξ「はーーーい」

(; ´ω`)「急に止まっちゃうかも知れないでしょ」

405 :⊂二二二( ^ω^)二⊃:2014/02/27(木) 13:34:19 ID:8HbZOwdQ0
ξ*゚⊿゚)ξ「止まったらどうなる~?」

( ´ω`)「降りれなくなっちゃうお」

ξ*゚⊿゚)ξ

(; ´ω`)「揺らそうとしたでしょ。大人しくしてなさい」

ξ*゚⊿゚)ξ「はーーーい」


                      ウィーーーーーーーーーーーーーーーン……

27.png

                     27.アペニン山脈 → 28.幸福の湖








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