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( ^ω^)男は可愛く美しくのようです 二月

366 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:16:47 ID:cz2puqhMO
【王様だーれだ?】


( <●><●>)「私が王様だということは明明白白なんです」

( ><)「それはまあ……」

( <●><●>)「では1番は、ロマネスクの部屋に入り全裸になって自分の尻を両手でバンバン叩きながら、白目をむき」

( <○><○>)「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピア!」

( <●><●>)「これを10分程続ける」

(;><)「なぜ一番冗談が通じなさそうな後輩の部屋なんですか!?」


367 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:17:55 ID:cz2puqhMO
(;><)「そもそも二人でやるゲームじゃないんです! これじゃただ一番に命令するだけの絶対王政ゲームなんです!」

( <●><●>)「絶対王政、甘美な響きです」

( ><)「この鬼畜眼鏡めなんです!」

( <●><●>)「鬼畜眼鏡とは、ビロードが毎夜こっそりプレイしているゲームのタイトルなのはわかってます」

(;><)「そ、そんなのプレイしてないんです! なんのことだかわかんないんです!」

( <●><●>)「はいはい。それよりも早くユートピアをやってくるんです」

(;><)「冗談じゃなかったんですか!?」

(* ><)「……それに、その、そもそも王様ゲームというのは、ハグだとかほっぺにキスだとか甘酸っぱい命令を」

( <●><●>)「いいからユートピアってこい」

( 。><)「うわあああああああん……!!」


.

368 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:19:13 ID:cz2puqhMO
(;><)ゲッソリ

ノハ-⊿-)「それでどういうことだったんですか、あれは」

( ><)「あいつなんです! あいつがやれって――」

( <●><●>)「それが実は、ビロードは発作的なものでよくあのような状態になるのです」

( <●><●>)「しかし、何分部屋を飛び出したのは初めてなものでして、私の反応も遅れてしまいました」

( <●><●>)「後輩に迷惑をかけるなど、同室の者として申し訳ない限りです」

ノハ;゚⊿゚)「よくあんなことをやってるんですか、ビロード先輩は!?」

( <●><●>)「はい。一種の病だと思って、広い心で接してやって頂けませんか」

ノパ⊿゚)「ビロード先輩、先程はすみませんでした。病気とは露知らず、あんなに叱責してしまって」

(;><)「ち、違うんです、僕は病気なんかじゃないんですうううううう!!」


.

369 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:20:54 ID:cz2puqhMO
ミセ*゚ー゚)リ「まず女装もしていないトソトソと、二人きりで王様ゲームというのが間違ってたんだよ」

(゚、゚トソン「女装しようがしまいが、ボクが命令する内容は変わらないけどね」

l从・∀・ノ!リ人「それで王様ゲームのために、こんな人数を集めたんですか」

从 ゚∀从「俺達が知らない先輩方までいらっしゃいますね」

从'ー'从「こういうゲームをやるときは無礼講、そういうことだよ」

川 ゚ -゚)「あなたの姿を見た瞬間、女装した上でゲームということに激しく安堵しました」

ζ(゚ー゚*ζ「えっちぃ命令はどこまでありですか?」

ノパ⊿゚)「あまり過激なのは控えろよ。子供もいるんだぞ」

o川*゚ー゚)o「なんでキュートを見ながらいうの、キュート子供じゃないもん☆」

ζ(^ー^*ζ「そうですよ。キュート先輩は私と大人の階段を――」

o川;゚ー゚)o「やっぱりキュートはまだまだ子供で十分です!」

|゚ノ*^∀^)「うふふ、私こういうの初めてですから、年甲斐もなくドキドキしてしまいます」

ξ゚⊿゚)ξ「みんな、割箸は行き渡ったわね? それじゃあ」


「「王様だーれだ?」」

370 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:22:29 ID:cz2puqhMO
从´ヮ`从ト「はーい、王様だよぉ。最初だし、軽いのでいこうかな」

ζ(゚ー゚*ζ「軽いのというとディープキスとか、ペッティングぐらいですか?」

川;゚ -゚)「重過ぎるだろう! ゲームにどこまでの行為を期待してるんだ」

l从・∀・ノ!リ人「ねえねえ、ハイン」

o川*゚ー゚)o「ペッティングってなになに?」

从 ゚∀从「あー、二人は知らなくていいことだよ。飴玉あげるから忘れような」

o川*゚ー゚)o「わーい、飴玉ゲットだぜー!」

从´ヮ`从ト「それじゃあ盛り上がってきたところで、四番が十一番に膝枕でいこう!」

ξ゚⊿゚)ξ「あら、私が四番ね」

ζ(゚ー゚*ζ「はいはいはーい! 私が十一番です、お姉様」

ξ゚⊿゚)ξ「膝枕すればいいのよね。デレ、こっちにいらっしゃい」

ζ(゚ー゚*ζ「えへへ、お姉様の匂いがするー。お姉様、頭撫でて」

ξ*-⊿-)ξ「もう甘えん坊なんだから。仕方ないわね」

ζ(-ー-*ζ「お姉様の手、優しくて気持ちいい……」

川 ゚ -゚)「一回一回が長くなってもなんだし、さあそろそろ次へいこう!」

ノパ⊿゚)「べつにいいけど、強引だなあ」


.

371 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:23:43 ID:cz2puqhMO
从 ゚∀从「二番が七番の後ろから抱き着く」


フフフ川* д川;゚ -゚)「なんかひんやりする、ひんやりする!?」



ξ゚⊿゚)ξ「六番と八番が正面からハグ」


|゚ノ ^∀^)「あらあら、失礼致しますね」

l从・∀・*ノ!リ人「こ、こちらこそ、失礼します」

|゚ノ ^∀^)「ぎゅー」

l从////ノ!リ人「あうあう……」


373 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:25:14 ID:cz2puqhMO
从'ー'从「一番と十五番がポッキーゲーム、そういうことだよ」


l从・∀・ノ!リ人「わ、二連続だ。……あれ? 十四人しかいなかったような」

('、`*川「どうしたの、幽霊でも見たような顔しちゃって」

l从・∀・;ノ!リ人「えっ、えっ、えっ!?」

クスクス('、`*川「はいポッキー。もしも唇がくっついたら吸っちゃうかもしれないけど、ごめんね?」

l从・∀・;ノ!リ人「絶対に精気的なエネルギーを吸うつもりだあああぁぁぁ!!」

('、`*川「ほら、じっとして……」

l从・∀・;ノ!リ人「はむっ、かりかり」

('、`*川「かりかり……ポキッ。くすくす、残念、今日はここまでだね」


.

374 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:26:30 ID:cz2puqhMO
|゚ノ ^∀^)「三番が九番の頬にキスというのはいかがでしょう」


lw´‐ _‐ノv「へいへい、カモンカモン」

从 ゚∀从「シュール先輩とか。性的な感じにはならないよなあ」

ノパ⊿゚)「私からいうのもなんだが、シュールはああ見えて存外エロいぞ」

川д川「ええ、確かにエロいですね」

从´ヮ`从ト「シューちゃんはエロエロだねぇ」

从;゚∀从「天然エロの生徒会長にここまでいわしめるとは、恐るべしシュール先輩!」

lw´‐ _‐ノv「ふっ、あたいに惚れるとヤケドするぜ?」


.

375 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:28:29 ID:cz2puqhMO
(゚、゚トソン「九番は三番を口説け、もちろん本気のつもりでだよ」

从 ゚∀从「また俺かよ」

o川*゚ー゚)o「キュピーン☆彡 ここでキュート参上!バキューン」

从 ゚∀从「キュート先輩をマジで口説けとか、ギャグじゃないっすか」

o川*゚ー゚)o「ふっふっふっ、キュートの魅力の前にハインはメロメロと見た!」

从 -∀从「……こういうの、口に出していうのも恥ずかしいんですけど」

o川;゚ー゚)o「はう? ハイン、ちょっと、顔、近いよ……」

从 ゚∀从「俺、先輩のこと本気ですから。ゲームでだとか、そういうの嫌なんです」

o川/////)o「はうっ、はう、はうぅぅぅ!?」

从 ゚∀从「とまあ、こんな感じでいいんすかねえ?」

川 ゚ -゚)「うむ。壁際に追い詰めて、逃げ場をなくす辺りの手並みは見事だったな」

(゚、゚トソン「恥ずかしい命令のつもりだったが、想像以上に上手くこなされてしまったね」

l从・∀・ノ!リ人「…………」

从 ゚∀从「なんか怒ってる?」

l从・∀・ノ!リ人「べっつにー」

从;゚∀从「怒ってんじゃん」

ζ(゚ー゚*ζ「乙女心と秋の空ってね」


377 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:30:41 ID:cz2puqhMO
ζ(゚ー゚*ζ「なんとここで私のターン!」

从 ゚∀从「ずっと俺のターンみたいなやつが出てきやがったな」

ζ(゚ー゚*ζ「ふふふ、私にかかれば神のカードだろうとワンターンキルだ!」

ノパ⊿゚)「良識の範囲内にしてくれよ、頼むから」

ζ(゚ー゚*ζ「ふっ、デレーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる! 十一番は二番と対面座位になって耳を甘噛みしろ!」

(゚、゚トソン「……ボクだ」

ミセ*゚ー゚)リ「相手は私だよ、トソトソー。運命感じちゃうね」

ζ(゚ー゚;ζ「……はぁ、しまった。私としたことが面白くない組み合わせを」

ミセ*゚ー゚)リ「ええっ、なんで面白くないの?」

ζ(゚ー゚*ζ「そりゃ、やっぱ普段から耳ぐらい噛んでそうですし」

(゚、゚;トソン「誰が噛んでるか!」

川 ゚ -゚)「それによく考えてみろ。ミセリ先輩がトソン先輩の耳を噛むことはあるだろうが、今回は逆なんだぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「ある意味ではレアよね」

(゚、゚;トソン「まずなぜボクが、耳を噛まれたことがあるのが前提なんだ! いやあるけれどもさ!」

ζ(゚ー゚*ζ「そうですね、それになんだかんだで対面座位ってだけでも私は燃え上がりますしね」

ノハ-⊿-)「当然、着衣だからな」


.

378 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:35:17 ID:cz2puqhMO
(-、-トソン「こっち、来なよ……」

トソンは瞳を閉じると、意を決してミセリを呼び寄せる。
しかし緊張の色は隠せないのか、その声は普段の彼女からは想像もつかないほど、弱々しいものだった。

ミセ*゚ー゚)リ「うん」

ミセリの気配が近づく度、トソンの胸の鼓動はトクっトクっと騒がしくなる。

――こんな喧しいのに、本当に誰にも聞こえていないのか。

と有り得もしないことに不安を覚えるほど、少女の小さな胸は高鳴っている。
トソンはそれを皆に悟られないよう必死に冷静を取り繕うが、紅潮する頬だけは隠しようがなかった。

ミセ*゚ー゚)リ「あぐらになってくれると、嬉しいかなって」

(゚、゚トソン「あ、ああ……」

ミセ*゚ー゚)リ「お邪魔します」

ミセリが静かに腰を降ろすと、トソンは膝に心地のいい重さを感じた。
そしてヒイラギに少し似た、彼女の甘い香りが胸中に満ちる。
それは安心して落ち着ける、トソンのもっとも好きな香りだった。


379 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:36:48 ID:cz2puqhMO
(゚、゚*トソン「それじゃ、本当にやるよ……?」

ミセ*^ー^)リ「うん。優しくしてね」

一度唾液を飲み込みトソンは心を落ち着かせる。
これはゲーム、ゲームなんだ、と心の中で自分に言い聞かせながら、おぼつかない手付きでミセリの背中に手を回し、優しく抱き寄せた。

ミセリはそれに応えるように笑顔を見せ、足でトソンの腰を挟み込み全身を擦り寄せる。

歓喜、幸福、そして愛しさ。
泉のように湧き出る感情を持て余しながら、トソンはミセリの耳朶へとつややかに濡れた己の唇を近付けた。

(////トソン「はむっ」

ミセ*////)リ「きゃ……あん……っ」

抱き合いながら耳の側へ唇を寄せるということは、必然と相手も同じような格好になるということで。
間近で響くミセリのなまめかしい嬌声は、トソンの脳の奥底を直接刺激するように震えさせる。

永遠とも思える一瞬が過ぎ、唇を耳朶から離すと、先程まで繋がっていた証拠を残すかのように。
てらてらとぬらついた粘液が二人の間で橋を引いた。

(゚、゚;トソン「引いてない、引いてない! さっきからなんだそのナレーションは!?」

ζ(゚ー゚*ζ「盛り上げようかと思って、私なりに頑張ったのですが」


380 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:38:00 ID:cz2puqhMO
(゚、゚;トソン「周りの様子を見てみなよ!」


l从////ノ!リ人

ξ////)ξ

川*- 、-)「まあなんだ、さすがにこれはな」

o川/////)o「はうぅ……」

ノハ////)

lw´‐ _‐ノv「いやあ、エロさ部門はトソトソ先輩のダントツ優勝でしたね」

ζ(^ー^*ζ「みんなが楽しめたみたいで、私はなによりです!」

ミセ*^ー^)リ「私は可愛いトソトソが見れて満足だよ」

(-、-トソン「ちっ、次にいこう。ふん、ボクが王権を得る瞬間を震えて待つがいい」


.


382 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:39:24 ID:cz2puqhMO
ノパ⊿゚)「さて、もうこんな時間だ。次で最後だろう」

ミセ*゚ー゚)リ「結局トソトソは、あれから一度も王様になれなかったね」

ζ(゚ー゚*ζ「変わりにもらったのは大量のキスマークですか」

(゚、゚トソン「まだだよ! まだ最後の一回が残っているじゃないか!」

川д川「ここまで来ると応援したくなりますね」

从´ヮ`从ト「トソンちゃん、頑張れー」

(゚、゚トソン「キミに応援されると、上手くいかなくなる気がするのはなぜだろう……」

ζ(゚ー゚*ζ「さあ、どちらさんもよおござんすね?」

川;゚ -゚)「なぜに急に壺振り師なんだ」

o川*゚ー゚)o「よおごさんすー☆キラキラーン」


「「王様だーれだ」」


(-、-トソン「……ふ、ふふふ!」

ζ(゚ー゚*ζ「まさかっ!」

ミセ*゚ー゚)リ「ついにっ!」

l从・∀・ノ!リ人「わあ、僕が王様だ」

(-、-トソン「ボクの王権への夢が今音を立てて費えた……」

从 ゚∀从「あれだけ前振りしたら、神様だって空気読みますよ」


383 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:41:51 ID:cz2puqhMO
l从・∀・ノ!リ人「ねえ、ハイン。僕初めての王様だから、どんな命令出していいのかいまいちわからないんだけど」

从 ゚∀从「最後だし適当でいいよ。つー先生の部屋に突撃するとか」

|゚ノ ^∀^)「手を恋人繋ぎするというのも、美しくて素敵ですね」

从'ー'从「二人指名なら、私達結婚しますっていわせるとか」

l从・∀・ノ!リ人「なるほど。なら二番と四番の人は、恋人繋ぎしながらつー先生の部屋に突撃して私達結婚しますといってください」


「「……えっ?」」


l从・∀・;ノ!リ人「あれ、僕なにか変な命令しました?」

ξ゚⊿゚)ξ「いや、うん、私は当人でもないからあれだけど、相当重いわよそれ」

从'ー'从「……向かい風がなければ鳥は高く飛べない、つまりそういうことだね」

川 ゚ -゚)「航空力学的にはそうですけど、この向かい風は竜巻レベルですよ」


384 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:43:27 ID:cz2puqhMO
lw´‐ _‐ノv「二番と四番の方はご起立願います」

(゚、゚;トソン「…………」

ミセ;゚ー゚)リ「いくらトソトソと一緒でも……。だって、つー先生の前でなんて」

ノパ⊿゚)「まあ、最初に始めたのはお二人ですし、幕引には丁度いいんじゃないですか」

(゚、゚;トソン「まさかまだユートピアを根に持ってる?」

ノパ⊿゚)「はてさて。ああ、そういえばこんな言葉を知っていますか、人を呪わば穴二つ」


(;、;トソン「うああああああ…………!!」


.


386 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:45:25 ID:cz2puqhMO
(゚、゚トソン「つー先生」

ミセ*゚ー゚)リ「私達」

ミセ*゚ー゚)リ「「結婚します!」」(゚、゚トソン

(*゚∀゚)「……思春期のガキってのはそういうもんだし、乳繰り合う程度は大目に見てやろうと思ってたけどよ」

(*゚∀゚)「どの口がほざくかと思えば私に先駆けて結婚だあ!? いい度胸じゃねえか!」

(゚、゚;トソン「ち、違うんです、これはゲームなんです!」

(*゚∀゚)「ゲームだあ? ざけんなっ! 結婚はゲームじゃねえ、戦争なんだよ! DAED or ALIV、二つに一つだっ!!」

ミセ;゚ー゚)リ「お、落ち着いて――」

(*;∀;)「私だってそろそろ身を落ち着かせたいわ! そうだよ、もうすぐ三十路ですよ、ざけんな!」

(*;∀;)「実家に帰る度、父さんが老けた顔で『あの時結婚を許していれば……』っていうんだぞ! どんな気持ちか分かるか!」



この後つー先生を落ち着かせるのに、二時間はかかったといいます。


.

387 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:47:16 ID:cz2puqhMO
(*゚∀゚)「つうか、なんでお前がいるんだよ」

从'ー'从「答えはそれぞれの心の中にある、つまりそういうことだよ」

(*゚∀゚)「……お前に真っ当な回答を期待した私が馬鹿だった」


(*゚∀゚)「だいたいこの忙しいときに、なんであなたも混ざってるんですか」

|゚ノ*^∀^)「だって私もつー先生みたいに、生徒と一緒に遊んでみたかったんですもの」


.




389 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:50:13 ID:cz2puqhMO
【ビターチョコレートは甘くない】


从 ゚∀从「おっ、下駄箱にチョコ入ってら」

ζ(゚ー゚*ζ「妹者には気付かれないようにしなよー」

从 ゚∀从「なんでだよ」

ζ(゚ー゚*ζ「それはほら、逆に妹者がチョコもらってたらハインはどう思う?」

从 ゚∀从「むー、なんかやだな」

ζ(゚ー゚*ζ「真理という名の翼は何者にも汚せない、つまりそういうことだ」

从 ゚∀从「なんでフォックス先輩の真似なんだよ」

ζ(゚ー゚*ζ「これやってみると案外楽しいよ」

从 ゚∀从「クーさんが嫌がるぞ」


390 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:51:43 ID:cz2puqhMO
l从・∀・ノ!リ人「いつも二人は元気だね」

ζ(゚ー゚*ζ「まあ私クラスになると、一人で元気玉作れるレベルだからね」

l从・∀・ノ!リ人「デレは悪の気を持ってるから無理でしょ」

ζ(゚、゚*ζ「ひどっ! この純真で無垢なデレちゃんに向かって」

从 ゚∀从「後でキュート先輩捕まえて、互いの身体中にチョコを塗りたくって舐め合う予定とかいっていたやつがなにを」

ζ(゚ー゚*ζ「予定は未定っていうじゃん? だから現実に起こるまでは」



o川*゚ー゚)o コソー……



ζ(゚ー゚*ζ「キュート先輩レーダーに反応アリ! そこだあ!」

o川;゚ー゚)o「見つかった★彡 逃げろー!」

ζ(^ー^*ζ「待ってくださいよー! “まだ”なにもしてないじゃないですか」

≡o川*>ー<)o「まだの辺りが怪しいからヤダ!」


从 ゚∀从「チョコをもらえる日にキュート先輩が逃げ出すって、あいつすげえな」

l从・∀・ノ!リ人「うん、間違いなくデレは邪悪だね」


.

391 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:53:21 ID:cz2puqhMO
从 -∀从「……しかし、さすがにこれだけもらうと、もう隠しようがないというか」

ζ(゚ー゚*ζ「人気あるのは知ってたけど、いやあモテるモテる」

从 ゚∀从「義理チョコだろ」

ζ(^ー^*ζ「本当に義理なのかにゃん? さっきの子なんて、あんなに嬉しそうにしてたのに」

从 ゚∀从「あいつは前に、街中で馬鹿に絡まれてたのを助けてやったことがあるからな。そんときの礼だろ」

ζ(゚ー゚*ζ「その前の子は?」

从 ゚∀从「確か以前に、なんか知らねえけど泣いてたから、ハンカチ貸してやっただけだよ」

ζ(゚ー゚*ζ「泣いてた? 理由とか聞いてないの?」

从 ゚∀从「黙ってハンカチだけ渡して、立ち去ったからなあ」

ζ(゚ー゚*ζ「おお、見事な腕前ですな。さすがに同じクラスの連中からは義理だけみたいだけど」

从 ゚∀从「だからほとんど義理だっての」

ζ(゚ー゚*ζ「義理か本命かはともかく、こりゃ量だけでいえばクーさんにも匹敵するかもね」

从 ゚∀从「俺がクーさんに? それはねえって。なあ、妹者もそう思うだろ?」

l从・∀・ノ!リ人「……えっ?」

ζ(゚ー゚;ζ (うわあ、見えてる地雷を全力で踏み抜いたよ)


392 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:54:17 ID:cz2puqhMO
l从・∀・ノ!リ人「ごめん、しっかり聞いてなかったから」

从 ゚∀从「いや、大したことじゃないんだけどよ」

ζ(゚ー゚*ζ「最近ぼーっとしてること多いけど、どうしたの?」

l从・∀・ノ!リ人「なんでもないよ。ちょっとここのところ寝付きが悪くて、睡眠不足なだけで」

ζ(゚ー゚*ζ「睡眠不足はお肌の敵だよー」

从 ゚∀从「相談したいことがあったらいえよ。聞いてやるから」

l从・∀・ノ!リ人「うん、ありがとう」


.

393 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:56:16 ID:cz2puqhMO
从 ゚∀从「やれやれ、なんか今日は騒がしい一日だったな」

l从・∀・ノ!リ人「あれ? デレはどこいったの」

从 ゚∀从「なんか、上手いこと消えるのも良キャラの務めだからねってどっかいったぞ」

l从・∀・ノ!リ人「いつの間に」

从 ゚∀从「神出鬼没なやつだよなあ」

l从・∀・ノ!リ人「デレがいたら、空気読んでるっていってよねっていわれそうだよね」

从 ゚∀从「ははは、確かにいいそう」

l从-∀-*ノ!リ人「……あのさ、その、もう沢山もらっただろうから、いらないかもしれないけど、これ――」

ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、ちょっと邪魔するわよ」

川 ゚ -゚)「本当はこういう無粋な真似はしたくないのだがな」


394 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 00:58:34 ID:cz2puqhMO
从 ゚∀从「ツンさんにクーさん。どうしたんですか?」

川 ゚ -゚)「モララーを訪ねて来た人物がいてな。今、校門の前にいるのだが」

ξ゚⊿゚)ξ「なんかちょっと怪しい雰囲気がしたから、急いで伝えようと思って」

l从・∀・ノ!リ人「そうですか。わざわざありがとうございます」

川 ゚ -゚)「いくのか? もし会いたくないなら、つー先生が追い払ってくれるだろうが」

l从・∀・ノ!リ人「これは僕の問題ですから。いつまでも先生方に頼りっきりというわけにもいきません」

从 ゚∀从「なあ、俺も――」

l从・∀・ノ!リ人「ハインは先に寮へ戻ってて。さっさと済ませてくるから」

从 ゚∀从「……わかったよ」


.

395 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:01:42 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「ようっ、いやあ待ちくたびれてかなわんわ。マジ魑魅魍魎やで」

ノパーナル「ご無沙汰しております。モララー様」

( ・∀・)「僕に用があるんだって? 使いっぱしりだなんて、ご苦労なことだね」

从゚×ナ从「モララー、お前しばらく見ぃひん間に、立派な口きくようなったな」

( ・∀・)「僕が立派だなんてとんでもない。ただくだらない真似をするやつらが低俗だって気付いただけだよ、――姉さん」

从゚×ナ从「くだらん真似か、それいわれるとウチもまあ耳痛いとこやけどな。ジジイの意向やからマジ魑魅魍魎ってこっちゃ」

( ・∀・)「なんでだよ! 姉さんは父さんの言いなりになるような人じゃなかったじゃないか!」

从゚×ナ从「ウチにも色々あるってことや。ま、お前も十分にわがまま放題楽しんだやろ?」

从゚×ナ从「ほな屋敷に帰ろか。一応いっとくけどウチが出張った以上、NOなんて選択肢はありえへんからな」

( ・∀・)「それでも断るっていったら?」

从゚×ナ从「わかりきったことは聞くもんちゃうで。……本気でこの学園を潰しにかかるだけや、マジ魑魅魍魎やけどな」

( -∀-)「……わかったよ。ならせめて、友達に別れの挨拶ぐらいはさせてほしい」

从゚×ナ从「それぐらいやったら構へんやろ。ただこれ以上待ちくたびれんのは勘弁やし、後30分たったら強制送還や。ええな?」

( ・∀・)「わかった」


396 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:04:26 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「……まったく、マジ魑魅魍魎なことやで」

ノパーナル「相変わらず情に深いと申しますか、モララー様には甘いのですね」

从゚×ナ从「弟の成長を見たるのも姉の仕事やからな。それよか、ノパは久し振りにモララーにあってどうなんや」

ノハ*゚ーナル「ええ、それはもう色々とたまりません! いえ溜まっておりますけれども!」

ノハ*゚ーナル「抱くだけで折れてしまいそうな華奢なお身体に、あのような色香まで身に付けられては、溢れ出るなにかを抑えるので手一杯です!」

从゚×ナ从「……ウチの弟に手ぇ出すなよ?」

ノパーナル「私はあくまで執事、手を出すなど恐れ多いことでございます」

ノハ*゚ーナル「ですがしかし恐れ多いからいいと申しますか使用人と主の禁断の愛というのは世界でもかなり受け入れられているものであり」

ノハ*゚ーナル「むしろ世界は私にそれを待望しているのではないでしょうかと最近とみに感じざるを得ない状況と判断致します」

ノハ*゚ーナル「付け加えさせて頂きますと手を出していけないならばそれはそれでヤりようがあると申しますかオーラルや足コ――」

从;゚×ナ从「こっちの頭が痛なるから止めや!」


.

397 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:08:05 ID:cz2puqhMO
从 ゚∀从「それで、出ていくってのか」

( ・∀・)「うん、今まで世話になったね。僕の荷物の引き取りは業者がくると思うから」

从 -∀从「ここでの生活はどうだったよ。みんなで馬鹿やって騒いだり、コンテストで真剣に一番を目指したり」

( ・∀・)「もちろん、楽しかったよ。僕にとって大切な一生の思い出」

从 ゚∀从「ならいろよ、楽しいなら出ていくことないだろ」

( ・∀・)「そういうわけにはいかないよ。僕がいたら学園に迷惑がかかる、そんなの堪えられないから」

从 ゚∀从「誰が迷惑つった! 校長か、先生か、それとも生徒の誰かか!」

( ・∀・)「誰かがいわなくたって、それぐらいわかるよ! 学園が潰れるかもしれないんだよ!?」

( ・∀・)「下手をしたらプロとして活躍してる女装師の人にだって……。僕一人のわがままが、何千人もの人に影響を及ぼすんだよ!」

从 ゚∀从「……俺は今までお前が悩んでいるとき、いいたくなったら聞いてやるっていってきた」

从 ゚∀从「でも本当は、無理にでも聞きたかったんだ! 辛いことなら共有して、軽いことなら笑い飛ばして」

从 ゚∀从「お前の本当の気持ちを、ずっと聞きたかった!」

( ・∀・)「今更、遅いよ。僕達が一緒に暮らした約300日間、分にすると43万2千分。その中の30分なんて1万4千4百分の1しかない」

( ・∀・)「そんな時間で僕の想いは伝えきれない。だから、別れの挨拶ぐらいで丁度なんだ」


398 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:10:00 ID:cz2puqhMO
ζ(゚ー゚*ζ「時間が必要なら作ればいいんじゃないかなーなんて、ね」

( ・∀・)「デレ? 作るなんて……」

川 ゚ -゚)「根本的な解決にはならないかもしれないが、今生徒会のメンバーが足止めをしてくれている」

ξ゚⊿゚)ξ「その間に裏から外へ出ていきなさい」

( ・∀・)「でもそんなことしたら学園が」

(゚、゚トソン「キミは存外馬鹿だな。校長はああ見えてやる人物だ、潰れるといっても今日明日の話ではないだろうね」

ミセ*゚ー゚)リ「だから今は逃げて、二人で話し合う時間を作ったらどうかな」

( ・∀・)「ですが」

o川*゚ー゚)o「つべこべいわない! これは先輩めーれーだよっ☆キラキラ」

从 -∀从「ふっ、先輩命令じゃあ仕方ねえよな」


从 ゚∀从「いくぞ、モララー」

(* ・∀・)「……うん!」


.

399 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:12:19 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「そろそろ逃げ出す算段がついた頃か」

ノパーナル「いかがなされますか」

从゚×ナ从「マジ魑魅魍魎やけど、引き摺って帰るしかないやろな。それがウチの役目や」

ノパ⊿゚)「申し訳ないが、生徒への乱暴を見過ごすわけにはいかんな」

从゚×ナ从「誰やねん」

川д川「私達はこの学園の生徒会」

lw´‐ _‐ノv「というのは世を忍ぶ仮の姿。果たしてその実態は」

从´ヮ`从ト「なんと四人そろって――」

ノハ;゚⊿゚)「こんなときにまでふざけないでください!」

从゚×ナ从「漫才師なら間におうとるわ、怪我せんうちに帰りな」

ノパ⊿゚)「怪我? こんなところで暴力騒ぎなんて、そちらとしてもまずいんじゃないのかな」

从゚×ナ从「最近の若い子はマジ魑魅魍魎やなあ。なあ、世の中で司法が力を持っとんのはなんでやと思う?」

ノパ⊿゚)「社会的な平和のためだろう。司法が働かなければ無秩序な国となる」


400 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:15:07 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「簡単にいえば国の権力やな。しかしな、もしウチらがそんなん揉み消せるぐらいの権力を持っとったらどないする?」

ノパーナル「私達はあなた方に怪我を負わせた程度では、到底罪には問われません。どうかお聞き分けくださいませ」

ノパ⊿゚)「そんな馬鹿な話がっ!」

从゚×ナ从「あるんよなあ。クリーンな世界で生きていきたかったら、ウチのボンとはもう関わったらんといたってや」

ノハ;゚⊿゚)「しかし――」

lw´‐ _‐ノv「やめろ、ヒート! 今の私達ではこれぐらいの足止めしかできん、悔しいけどな」

ノハ-⊿-)「ちくしょおおおおおっ! 私は後輩一人満足に助けられないのか……!」

从゚×ナ从「付き合ったったちゅうのはもちろんあるけど、ウチが五分も時間つこたったんや。上出来やろ」

ノパーナル「私共も無駄な争いは好みません。御理解頂き感謝致します」


.

401 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:16:50 ID:cz2puqhMO
从 ゚∀从「どうする、県外まで逃げるか? 所持金との相談になるが」

( ・∀・)「僕が逃げたのはもう気付かれているだろうから、これ以上電車での移動は厳しいかもしれないね」

从 ゚∀从「駅は張られてるわけか。ずっと逃げ続けてるわけにもいかないだろうが、これじゃ落ち着いて話もできやしない」

イ从゚ ー゚ノi、「……あれ……ハイン……久し振り……」

从 ゚∀从「わっと、副店長じゃないですか」

( ・∀・)「確かハインがバイトしてたメイド喫茶の」

イ从゚ ー゚ノi、「……なにか……困りごと……?」

从 ゚∀从「はい。この辺りで長時間身を隠せて、足がつきにくそうな場所ってないですかね」

イ从゚ ー゚ノi、「……その条件……なら……お勧めの……場所がある……」

从 ゚∀从「マジですか! あっ、そんなにはお金持ってないんですけど」

イ从゚ ー゚ノi、「……フッ……問題……ない……」


.

402 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:19:55 ID:cz2puqhMO
从 -∀从「……タダ券もらった以上文句はないんだが、大丈夫なのか俺達年齢的に」

l从・∀・*ノ!リ人「お風呂広いし、ジャグジーもあるよ。後で一緒に入ろ」

从;゚∀从「さすがに一緒に風呂はまずいだろ」

l从・∀・ノ!リ人「なんで? いつも一緒に大浴場入ってるのに」

从 ゚∀从「あ、ああ、そういえばそうだな。いかにもな空気にやられてたというか」

l从・∀・ノ!リ人「いかにも?」

从 ゚∀从「だってここ、どこからどう見ても大人用じゃねえか」

l从・∀・ノ!リ人「ホテルに大人用とか子供用とかあるの?」

从 ゚∀从「俺も詳しくは知らないから、デレにでも聞いてくれ」

l从・∀・ノ!リ人「ふーん。そういえばさ、一緒のベッドで寝るのって昔ツンさん達の部屋に泊まったとき以来だよね」

从 ゚∀从「そんなこともあったな。ツンさんの話聞いてたら消灯時間過ぎちまって」

l从・∀・ノ!リ人「つー先生が巡回してたから部屋に戻れなくて、ツンさんのベッドに二人で寝たんだよね」

从 ゚∀从「六月頃の話だっけか」


403 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:21:48 ID:cz2puqhMO
l从・∀・ノ!リ人「あっ、今思い出したけど、七月にあった演劇のコンテストでハイン本当にキスしてきたよね。僕、初めてだったのに」

从 ゚∀从「まだ怒ってんのかよ。あのときはその方が盛り上がるかと思ってさ」

l从・∀・ノ!リ人「さすがにもう怒ってないけど、突然だったから僕も心の準備が出来てなかったというか」

从 ゚∀从「そういや、八月はモララーがいなかったせいで第三次世界大戦が勃発したんだよな」

l从・∀・;ノ!リ人「してないしてない。それはあくまで二人の妄想上の出来事だから」

从 ゚∀从「……まだ一年も経ってないってのに、なんか懐かしいよな」

l从-∀-ノ!リ人「うん、懐かしいね」


404 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:26:14 ID:cz2puqhMO
l从・∀・ノ!リ人「僕はね、大財閥の家の出なんだ」

从 ゚∀从「金持ちってことか?」

l从・∀・ノ!リ人「そんな感じかな。元々名家ではあったんだけど、それをある男が一代にして国内最高峰の財力と権力を持つ家に変えた」

l从・∀・ノ!リ人「そのある男というのが僕の父、荒巻スカルチノフさ」

从 ゚∀从「お前から親父さんの話を聞くのは初めてだな」

l从・∀・ノ!リ人「あまり人に言い触らしたい人物じゃないからね。冷酷で非道、己の利のためなら家族すら売る男だよ」

从 ゚∀从「なんか凄そうな人だな」

l从・∀・ノ!リ人「実際能力的には優れた人物だったんだろうね。それでその才覚を、子の中でもっとも受け継いだのが僕というわけだよ」

从 ゚∀从「才覚?」

l从・∀・ノ!リ人「お金の流れや使い方、どうすればもっとお金を手に入れられるのか。僕はそういうのが考えなくてもわかるんだ」

l从・∀・ノ!リ人「後は英才教育とでもいうのかな。父さんの後を継ぐに相応しい人物になるために、屋敷に閉じ込められて勉強の毎日だった」

l从-∀-ノ!リ人「父からの重圧、母の死、腹違いの姉達からの執拗な嫌からせ。様々なものが僕から人としての感情を奪っていった」

从 ゚∀从「…………」


405 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:28:19 ID:cz2puqhMO
l从・∀・ノ!リ人「そんな中、僕を外に連れ出してくれたのが兄さんだった」

从 ゚∀从「デミタスさんか」

l从・∀・ノ!リ人「うん。初めは、後継者争いに僕の存在が邪魔だから排除しようとしてるのかって思ったんだけどね」

l从・∀・ノ!リ人「兄さんは違った。冷えきった頑なな僕の心に、家族としての愛情を教えてくれたよ」

从 ゚∀从「だからあんなに懐いてたのな」

l从・∀・ノ!リ人「兄さんのおかげで僕は学校にも通えるようになったし、この学園にだって入れた」

l从・∀・ノ!リ人「恩人だよ。僕を人間として扱ってくれたのは、兄さんとノパとねーやん姉さんぐらいだ」

从 ゚∀从「ノパとねーやん姉さんってのは」

l从・∀・ノ!リ人「ノパは僕付きの執事なんだ。優秀だけど……、うん、優秀なのは優秀な人物だよ」

l从・∀・ノ!リ人「ねーやん姉さんは奔放快活で、他の姉とは違って父の後継者の座には全く興味のない人だよ」

l从-∀-;ノ!リ人「二人ともちょっと豪快というか乱暴というか、弾けた人物だけど悪い人ではないような気がしなくもないかな……?」

从;゚∀从「その表現からするに相当弾けてるな」


406 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:30:57 ID:cz2puqhMO
l从・∀・ノ!リ人「その二人が今回僕を屋敷に連れ戻そうとしてるんだ。学園を盾に、父の命令で」

l从・∀・ノ!リ人「ノパも姉さんも、父さんに唯々諾々と従うような人じゃなかったはずなのに……!」

从 ゚∀从「なるほど、だいたいわかった。お前が大変な人生送ってきたのも、親父さんが凄い人なのもな」

407 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:32:51 ID:cz2puqhMO
从 ゚∀从「でもよ、肝心要の話を聞かせてもらってねえぞ」

l从・∀・ノ!リ人「えっと、それは?」

从 ゚∀从「つまりは、お前がどうしたいかだ」

l从・∀・ノ!リ人「僕が……」

从 ゚∀从「学園にいたいのか、それとも出ていきたいのか」

l从・∀・ノ!リ人「そんなの!」

从 ゚∀从「周りの迷惑なんざこの際関係ねえ! 俺はお前の本当の気持ちを聞きたいっていったはずだぜ!」

l从;∀;ノ!リ人「そんなの! いたいに……学園にいたいに決まってるじゃないかっ!!」

从 ゚∀从「だったら初めからそういえっての! もっと早く俺に」

l从;∀;ノ!リ人「だって、ひくっ、こんなこと、いったらぁ……ハインの、迷惑に、なるもん……」

从 ゚∀从「本当世間知らずの坊ちゃんは馬鹿だな。迷惑なんざかけろよ! それでも側にいて味方してくれるのが親友ってもんだ」

l从;∀;ノ!リ人「うん……」

从 ゚∀从「女装師全体に影響が、とか知ったことか。俺の人生だ、俺を中心に回さなくてなんの意味がある」

从 ゚∀从「そしてな、俺の人生の深いところにお前はもういるんだよ。だから俺は俺のためにお前を助ける」

l从;∀;*ノ!リ人「は、ははは、それ、フォックス先輩の受け売りだよ」

从*゚∀从「むー、バレちまったか」


408 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:34:04 ID:cz2puqhMO
l从-∀-ノ!リ人「そうだ、世界は決して僕を中心には回っていない」

l从・∀・ノ!リ人「だけどこれは僕の人生だ。自分の人生ぐらい僕を中心に回さなくてどうする!」

l从・∀・ノ!リ人「一世一代の馬鹿をやるよ。学園は潰させず、僕も学園に残る! そんな馬鹿を!」

从 ゚∀从「校長もいってたぞ。若者は夢見がちなぐらいが丁度いいってな」

l从・∀・*ノ!リ人「……ありがとう、ハイン」

从*-∀从「改まるなよ、恥ずかしいだろ」

l从-∀-*ノ!リ人「あのさ、遅くなったけどこれ、受け取ってもらえないかな?」

从 ゚∀从「チョコレート?」

l从・∀・ノ!リ人「まだ日付は変わってないよね。こういうのは、その……」

l从////ノ!リ人「口に出すと陳腐な言葉になると思うから、形でって」

从*-∀从「甘くないビターチョコか。ありがとな」


.

409 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:37:33 ID:cz2puqhMO
( ゚∀゚)「さてと、これからどうするんだ?」

( ・∀・)「まずは学園に戻ろう。校長と接触して、それから兄さんとも連絡を取る」

( ゚∀゚)「デミタスさんなら力になってくれそうだな」

( ・∀・)「後は知り合いのコネも極力使っていこう。貞子先輩に――」

从゚×ナ从「こんな朝はよからお出かけか。ウチはまだ寝てたいんやけどなあ」

(;・∀・)「姉さん……!」

ノハ;゚ーナル「嗚呼、そんなホテルから出てこられたということは、モララー様が一人前の男になられたということ……」

ノハ*゚ーナル「いえ落ち着きなさいノパーナル後ろを使われたなら正しくは女になられたという方が適切ではないのでしょうか」

ノハ*゚ーナル「まだ幼い蕾であるにも関わらずはち切れんばかりのものを受け入れて弱々しく喘ぐモララー様」

ノハ*゚ーナル「しかしそれこそが早計と申しますか誰がモララー様を受けだと決めたのだという話であって積極的に前を――」

从;゚×ナ从「まずは一回ほんまに落ち着けや!」

ノパーナル「ご安心を、私は落ち着いております。落ち着いて妄想の中でモララー様を突き上げている人物は私に差し替えておきました」

从;゚×ナ从「十分混乱しとるわ!」


.

410 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:39:27 ID:cz2puqhMO
あの剣呑な雰囲気を発しているのがモララーの姉のねーやんだとすると、もう一人が昨夜聞いたノパだろう。

燕尾服とでもいうのか執事然とした服飾の、彼の所作からは一部の隙も伺い知れない。
中性的な顔立ちをしているので彼女かもしれないが、そこは俺もあまり人のことはいえないか。

( ・∀・)「ジョルジュ、今のうちに」

( ゚∀゚)「駄目だ。一見ふざけて見えるが、気を緩めていない」

逃げるにしても追いかけっこになれば、不利なのは体力のないモララーを抱えている俺達だ。
この状態から全力ダッシュしても振り切るのは難しいだろう。

从゚×ナ从「まあ遊びはやめにしよか。さあ、力ずくでも連れて帰るで」

( ゚∀゚)「はんっ、なら俺は力ずくでもこいつを守るぜ!」

ノパーナル「ナイト気取りですか。しかし私はモララー様のナイトであり、ポーンであり、ビショップであり、ルークであり、クィーンです」

从゚×ナ从「変なとこでガキと張り合うなや。ノパは下がっとれ、お前がやったらその子が壊れてまう」

ノパーナル「……かしこまりました。ですがもしモララー様が逃走しようとした場合は、私は全力を持って」

( ・∀・)「僕に害をなすというの、ノパ……」

ノパーナル「全力を持ってイタズラさせて頂きます。誤解を招かないよう申し上げますと、性的な意味でです」

(;・∀・)「ノパに限っては誤解のしようがないっ!!」


411 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:43:47 ID:cz2puqhMO
(;゚∀゚)「くっ、これで俺が足止めして、その間にモララーを逃がす戦法は使えなくなったか」

まさかモララーの貞操を戦術に絡めてくるとは、向こうもかなりのやり手だ。

从゚×ナ从「緊張感ないなあ。せやかて、油断しとったら――怪我じゃすまんで?」

油断なんて、とてもじゃないができる状況じゃなかった。
にもかかわらず、ねーやんは対面した状態から一瞬で距離を詰め、俺をレンジ内に捕らえている。

从゚×ナ从「ふっ!」

放たれたのは半月を描くような回し蹴り。
高速で眼前に迫るそれを、俺はとっさに肘で打ち払って防ぐ。

(;゚∀゚)「あぐぅっ!?」

从゚×ナ从「ひゅ、ただのスニーカーやったら足が折られとったかもしれんな」

ぶつけた瞬間伝わったのは、まるでコンクリにでも打ち付けたかのような衝撃だった。

なにか仕込んでいるのか、それともそういう素材のブーツなのか。
どちらにせよわかったのは、気安く防御すればその上から砕かれる可能性すらあるということだ。


412 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:45:56 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「喧嘩小僧かと思たらおもろい構えやんけ、見たことないわ。シュートにもムエタイにも見えるけどちゃう」

( ゚∀゚)「高岡無刃流。昔の馬鹿が、徒手空拳で刀やら槍やらに勝つために考えた武術だよ」

とっさに使った折肘も、本来なら横方から襲いかかる刃の腹を、肘につけた甲で打ち上げて叩き折る荒技だ。

从゚×ナ从「……っ!」

さきの一合でこちらを相応の敵だと見なしたのか、ねーやんが纏っていた軽い雰囲気は微塵と散った。
変わりに飛んでくるのは、身体の芯を震わせるような殺気だ。

じりじり間合いを詰めてくる。
先に仕掛ける方が圧倒的に気は楽だが、高岡無刃流の基本は後手必殺だ。
手を出すわけにはいかない。

拳打であってもこの緊張感、よく御先祖様は刀や槍が飛んでくる瞬間を待てたなと思う。

从゚×ナ从「ほないく、でっ!!」

掛け声と共にねーやんは強く大地を蹴り上げ、一足で距離を零にする。
繰り出されたのは鋭い下段へのローキック。

( ゚∀゚)「甘い!」

侍が刀で下段を狙うことは、外道剣として嫌われる。
だからその対策もないと踏んだのだろう。

だがそもそも無手に刀で闘おうというやつらだ、なりふり構わない相手が多かったらしい。
当然外道剣の返し技ぐらいある。


413 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:51:14 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「どっちがや!」

( ゚∀゚)「ちぃっ!?」

蹴り足を踏み抜こうとするが、既にその地点にねーやんの足は存在しておらず、膝を支点に機動がハイキックへと変化していた。

風切り音を立てて迫る脚打、ガードはその上から粉砕されるので無意味か。
ならばこれしか選択肢はないと、無理矢理上半身をのけ反らせ回避を試みる。

从;゚×ナ从「なんやっちゅうねん!?」

あの安全靴のようなブーツが、圧倒的な威圧感を伴って鼻先をかすめた。

判断が後数瞬遅れていたらと考えるだけで、額を冷たいものが伝わる。
だがそれを拭う時間なんて存在しない。

俺は更に身体を後方へ逸せ、大地に両掌を付き、バク転しながら足先でねーやんの顎を狙う。

( ゚∀゚)「オラよっ!」

从゚×ナ从「ちぃぃ!!」

この霞逆さ富士は奇襲としてかなり優れた技だ。
空振った直後の隙を死角から狙われるなんて、普通はたまったものじゃない。

しかしねーやんもさる者で、初見でかわせる者は少ないこの襲撃を、両腕を使って防御する。


414 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:53:42 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「なめんなや!」

ガードされるならとぶつかった瞬間に、腕に足を四の字に絡めて折りにいく、影蜉蝣への変化技を狙うが上手くいかない。
何故なら、まずガードされたという衝撃を感じられなかったから。

(;゚∀゚)「なんだ!?」

本能が脳内で喧しいほどのアラートを鳴らす。
俺はもつれる手を上手く制御し、なんとか側転で飛び退いて距離をとった。

从゚×ナ从「そうか、化勁を見るんは初めてか」

( ゚∀゚)「生憎喧嘩はともかく、俺はまともな格闘技戦っていうのをしたことがなくてね」

从゚×ナ从「もったいないなあ。化勁ちゅうのは大極拳の防御の技法でな」

( ゚∀゚)「なんとなくは受けて理解した」

つまりあいつは、俺の蹴りが腕に触れた瞬間、衝撃が伝わるよりも素早く肘から先を回転させ、威力をコロの原理で完全に受け流したのだ。

( ゚∀゚)「真面目な格闘技戦は、こんな恐ろしい技とやんないといけねえのかよ」

これならニダーにナイフで切りかかられた方がいくらか楽だ。


415 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:55:49 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「戦闘経験の差は、如実に闘いに影響を及ぼすで」

( ゚∀゚)「なに?」

从゚×ナ从「なんせウチは、もうお前の欠点を見抜いとんのやからな」

欠点。
自分の流派にいうのもなんだが、数合の打ち合いで見つかるようなものはないはずだ。
ならば、問題はどこにあるのか。

从゚×ナ从「これはお前さんが未熟だからやと思うんやけどな」

( ゚∀゚)「俺が、未熟だと」

从゚×ナ从「武器を持つ人間に勝つ方法は二つある。後手必殺、または――先手必勝や」

(;゚∀゚)「っ!?」

从゚×ナ从「しかしな、簡単なように見えて、無手の先手必勝はかんなり難しい」

そうだ、だからまだ俺は高岡無刃流の基本である後手必殺しか使えない。

从゚×ナ从「相手から攻めてこうへんなら、楽に勝つ方法はいくらでもあるっちゅうこっちゃ。マジ魑魅魍魎やけどな!」

なにをするのかと思えば、ねーやんは地団駄を踏むように何度も素早く地面を蹴りつける。


416 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 01:57:30 ID:cz2puqhMO
( ゚∀゚)「なにを!」

( ・∀・)「ジョルジュ! 気をつけて、それは震脚だ!」

震脚、この状況でただの地団駄であるはずがなく、その名が指す通りやがて周囲に地響きが起こる。

(;゚∀゚)「なんだよ、この異様な現象は!」

从゚×ナ从「震脚は体内の勁力を爆発的に高める技術や。難点は効果が一瞬しかない割りに、無防備な時間が長いことやな」

その無防備な時間を俺は攻められない、それが欠点か。

从゚×ナ从「一応いっとくけど、ここから先のウチは――マジ魑魅魍魎やで?」

(;゚∀゚)「はっ!?」

一説によると指を弾く間には、六十五刹那の時間があるという。
これは何刹那あったのだろうか。

気付いたときにはもう、俺の腹部にはねーやんの掌が添えられていて。

从゚×ナ从「神氣、発勁!!」

俺の身体は投げ捨てられたボロ雑巾のように、宙を舞っていた。


.

417 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 02:01:40 ID:cz2puqhMO
从゚×ナ从「いやあ、末恐ろしい少年やな。ただの喧嘩にすらブランクがあったようやし」

ノパーナル「はい、彼は才能の塊ですね。もし選ぶ道と努力次第では世界に名を轟かせることができるでしょう」

从゚×ナ从「せやけど、現状ではウチが上や。さあ、これで頼りのナイト様もおらんなったで」

(;・∀・)「…………」


从゚×ナ从「変なことは考えんなや。もうチェックメイトってこっちゃ――」

(;-∀゚)「待て、よ、……ぐうっ、誰が、負けた、つった」

从゚×ナ从「……あれ食らって立てるんかいな」

( ・∀・)「ジョルジュ!」

(;-∀゚)「まだだ、まだ俺は、負けてねえ! ……ぐがぁっ!?」

从゚×ナ从「押せば倒れるような身体でなにいうてんねん。今度こそウチの勝ちや」

(;-∀゚)「へ、へへへ、効かねえな。男が、はあはあっ、大切な人、守るために、闘ってんだ……」

(;-∀゚)「その程度で、倒れるなら、俺は、初めから、ここに立っちゃいねえ! ごふっ!?」

从゚×ナ从「急所を突いた。終わりや、気力だけじゃあもう立たれへん」


418 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 02:03:41 ID:cz2puqhMO
(;-∀゚)「うぎぃぃ!! 誰が、立てねえって?」

从゚×ナ从「……マジ魑魅魍魎」

ノパーナル「モララー様、これ以上は本当に危険です。御学友が大切でしたら、どうか何卒」

(;-∀゚)「モララーに近寄んじゃねえっ!!」

( ・∀・)「ジョルジュ、ありがとう。そして、ごめんね」

(;-∀゚)「なんだよ、急に。心配すんな、うぐっ、ははは、俺なら、この通り、ピンピンして」

( ・∀・)「……姉さん。僕は屋敷に帰ります」

(;-∀゚)「なっ!?」

从゚×ナ从「はなから素直にそうしとれば、誰も傷付かんと済んだのにな」

(;-∀゚)「待てよモララー! そんな!」

( ・∀・)「ジョルジュ、今まで本当にありがとう。君と過ごした日々は凄く騒々しくて……凄く楽しかった」

(;-∀゚)「うるせえ、そんな別れ文句聞きたかねえ! これからだって毎日だ! 楽しい毎日が続くんだよ!」

(;-∀゚)「俺がいて! お前がいて! デレがいて! 先輩達がいて! 馬鹿やって! 先生に怒られて!」

(;-∀゚)「そんな当たり前の毎日だ! 俺達は当たり前に誰もが手にしていい毎日を過ごすんだ!」

( ・∀・)「あは、は、その当たり前は、僕には、尊い、尊過ぎるよ」


419 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 02:05:31 ID:cz2puqhMO






( ;∀;)「だから――さよなら」






(;-∀゚)「ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう! ちくしょおおおおおおおおぁぁぁあああああああああああ!!」





.




420 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 02:09:06 ID:cz2puqhMO
投下終了です、御付き合い頂きただ感謝の一言を

甘い話が多いかと思いきや蓋を開けたら殴り合いになってました、どうしてこうなった
恐らく過去に登場した女性AAは歌舞伎のキャラ以外フル出場なはずです
漏れがあったらそのキャラごめんなさい
次回は三月の話で遂に最終回の予定となっております



o川;゚ー゚)o「はうー、なんかはしゃぎにくい雰囲気なんだけど」

ノパーナル「でしたら、ここは代わりにノパーナルのコーナーということでいかがでしょう」

o川*゚ー゚)o「ええっ!?」


421 :名も無きAAのようです:2012/02/26(日) 02:12:50 ID:cz2puqhMO
ノパーナル「さて、今回は新キャラが三人も登場しましたので、軽い紹介でもさせて頂きたいと存じます」

ノパーナル「まずはレモナ様。厳密には新キャラではありませんね、正体は言わずもがなあの人です」

o川*゚ー゚)o「え、えーと! レモナってキャラ自体は、最初期のこーそー段階から存在してたらしいよ」

ノパーナル「続きましては、本編で大暴れのねーやん様。趣味は武者修行の旅だそうです。本場の方は関西弁が変でもどうか御容赦を」

o川;>ー<)o「は、はうー! 本当にキュートのコーナーが乗っとられるー!」

ノパーナル「最後に私め、ノパーナルでございます。モララー様の執事を務めさせて頂いております」

ノパーナル「こんな私ですが一応性別は女ですよ。男の娘の次辺りに少し流行った、男装執事というやつでしょうか」

ノハ*゚ーナル「まあ私の性別なぞ大半の方が興味ないことだと思われますが私にとっては僥倖にして重畳と申しますか」

ノハ*゚ーナル「なんといってもモララー様の子を生すことができますからねしかしここで安心しきれない問題が一つ」

ノハ*゚ーナル「現在倫理観やら様々な問題でヒトiPS細胞から生殖細胞を作ることは禁じられておりますが」

ノハ*゚ーナル「未来的には同性間で子を生すことも可能になるかもしれませんもしそんなことになれば私とモララー様の――」

o川*;ー;)o「誰か助けてよぉ……」


.



元スレ:( ^ω^)男は可愛く美しくのようです(リンク先( ^ω^) ブーン系創作板のようです

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