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(   )残念ながら、わたしは**は**のようです (閲覧注意)

1 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:05:49 ID:f7fF84IYO

いち、閲覧注意です
に、フィクションです
さん、【わたし】は誰でしょう

それでは鬱鬱と頑張ります(キリッ



2 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:06:27 ID:3Wsb6IZs0

おや、いらっしゃい。

さあどうぞ、そこの椅子に腰を下ろして。
ゆっくりしてって下さいね。お茶は出ませんけれど。

さて。
あなたがここに来た理由は・・・そう。
例の事件についてでしょう?

(   )「はい」

うふふ。いいでしょう、いいでしょう。
ただ一つだけ約束して欲しい事があるんです。
この事はわたしとあなただけの秘密にする、と。

約束してくれますか?

(   )「・・・はい」





それでは、始めましょう。

3 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:07:01 ID:3Wsb6IZs0










      (   )残念ながら、わたしは**は**のようです










.

4 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:09:13 ID:3Wsb6IZs0

それはとても、酷い事件でした。


近所でも理想の家族と評判の幸せな一家を、突如悲劇が襲ったのです。
狂った男が包丁で次々と家族を刺し殺すという、なんとも残忍で非道な事件でした。


一家は死亡。
生き残ったのは、一組の双子だけ。


一滴の血の繋がりもない遠い遠い親戚であるわたしに
双子の身元引受の話が舞い込んで来たのは、半ば必然とも言えました。
かれらには他に身を寄せる存在がなかったのです。

世間の好奇の目に晒された子供らを好き好んで受け入れるのは、
余程の偽善者か異端者だけでしょう。


(´<_` )

双子の片割れ、流石弟者は、
精神的ショックからか事件の記憶と言葉をなくしてました。

無理もありません。
一夜にして家族を失い、あまつさえその犯人が
神より信頼していた、双子の兄だったのですから。

5 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:10:58 ID:3Wsb6IZs0

流石兄者は刑務所の片隅の檻へ、流石弟者は森の奥そのまた奥に
ひっそりと存在するわたしの家へ、それぞれ身を置く事になりました。

曰く付きのこの家に近付く者は郵便配達くらいなものです。
それが幸いしてまだ若く心も幼いこの子が、飢えたハイエナの様な
報道陣の餌食になる事はありませんでしたが。


可哀想に。
それが弟者を初めて見た時、自然と口から出た言葉でした。

事件以降ろくに食事も睡眠も摂っていない事が目に見えて分かる程、
弟者は酷く痩せ衰えてたのです。
手足はまるで棒のようで、とても成長期の子供のものとは思えない。

光の灯らぬ虚ろな瞳と、血の気の失せた顔に貼り付いた無表情。
それはわたしが小さな頃に遊んだお人形さんを髣髴(ほうふつ)とさせました。


ちょうどわたしも独り身です。
成した形は違えど、天涯孤独の自分と弟者を重ね合わせていたのかもしれません。

この子を人間に戻さなくてはという不思議な義務感と、
厄介な事に巻き込まれたという被害妄想と、ちっぽけで安っぽい同情と。

それらの感情は代わる代わる胸の内で渦を巻き、いつしか溶け合い、
母性に姿を変え、一つの決意となりました。

わたしがこの子の母となろう。父となろう。
友となろう。光となろう。
この子にはもう、わたししかいないのだから・・・。

6 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:11:48 ID:3Wsb6IZs0

『いい匂いでしょう?肉じゃが作ったんです。
 前回は初めてだったので残念な結果で終わりましたけど、今回は自信作なんですよ!
 弟者は好きな食べ物ありますか?食べたい物があったら遠慮なく言って下さいね』


『思い切って部屋の模様替えをしてみました。
 いかがです?素敵になったでしょう?気に入ると良いんですけど。
 まだカーテンの色がまだ決まらないんですよね、何色が好きですか?』


『通販で弟者の新しい服が届いたんですよ、ちょっと買い過ぎちゃいましたね。
 どれが良いですか?好きな物選んで下さい。全部あなたのです。

 ・・・あ、これなんか似合うと思うんですけど、ちょっと着てみてくれませんか?
 はい、脱がしますよ、万歳して』


『ほーら子猫ちゃんですよー。弟者が好きかと思って、誘拐して来ちゃいました。
 大丈夫ですよ、ちゃんと元の家に戻して来ますから。

 わたし、猫って大好きなんです。鳴き声がいいですよね、可愛いです。
 ぎゅってしたくなっちゃいます』


『痒い所はありますか?よっと、そろそろ泡を流しますよ、お湯熱くないですか?
 洗い終わりました。さ、ピッカピカになった弟者は先に湯船に浸かってて下さい。
 わたしも体を洗うので』


『・・・やられました。鳥の仕業です。弟者の洗濯物が犠牲になりました。
 はぁ。気まぐれに餌なんてあげるんじゃありませんでした。鳥は嫌いです。
 ふふっ、弟者は鳥が好きなんですね。なんとなくそんな気がします』


『明日も七時に起こしますよ。寒かったら教えて下さいね。
 それと、眠れない時はちゃんとわたしを起こす事!ホットミルクを作ります。

 それでも眠れなかったら、お話ししましょう。あなたが眠れるまで。
 おやすみなさい、弟者』

7 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:12:46 ID:3Wsb6IZs0

わたしはテレビとパソコンと電話を捨て、新聞も取るのをやめました。
熱(ほとぼ)りが冷めるまで極力外部の情報に触れる事は避けたかったのです。

家には携帯電話以外に情報を得る物がなくなりましたが、
元々閉鎖的な生活を送っていたので、さほど問題はありません。

日常に必要な品物はネット通販で取り寄せればいい。
何かあれば携帯や郵便で情報が届くはずです。

とにかく弟者の側にいる事が何よりも大事でした。
世話をする度に実感するのです、この子はわたしがいないと生きられない。


弟者は今日も窓際の椅子に座り、夕暮れの空を眺めています。
眺める、とは少し違うかもしれませんね、どこも見てないのですから。
ただ顔が空を向いてるだけ。今のところは。
でもきっと、変わります。変えてみせる。
硝子玉のような瞳の中で夕日は赤々と燃えてました。

先程も言いましたが、事件の熱りが冷めるまで町には連れ出せない。
けれど誰もいない夜の森ならば、あるいはこの子を白日から隠してくれるのでは
と、車椅子を押して真夜中を歩く日もありました。
ずっと家の中にいるのは体に悪いから。


陽の下を歩けない代わりに、たくさんの言葉を与えました。
たくさんの洋服とたくさんの玩具を与えました。
欠けた物を補える様に。部屋を弟者の物でいっぱいにしました。

名前を呼んで、頭を撫でて、抱き締めて。母の様に。
「わたしはあなたを愛してる」と。
「あなたは独りぼっちではない」と。

8 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:13:41 ID:3Wsb6IZs0

あの子が来てからというものの、不慣れで大変な事ばかりでしたが、
一日一日が新鮮で色鮮やかでした。
わたしが生まれて初めて幸せというものを実感したのは、この時かもしれません。

次は何をしてあげよう、どうすれば弟者は喜んでくれるだろう。
寝ても覚めてもそればかり。
努力の甲斐あってか、向こうも少しずつ心を開いて来てくれてる気がします。

こちらの言葉に反応して首を動かしてくれた日には、涙が出そうでした。
実際に泣いていたかもしれません。
何をしてもお人形さんみたいだったあの弟者が、です。
はたから見ればほんの些細な出来事ですが、これは大きな進歩なんですよ。
思わずお赤飯を炊きました。


次の目標はわたしの目を見て、話を聞いてもらう事。
その次の目標は背中を追い掛けてもらう事、
その次の次は身振り手振りで意思表示をしてくれる事、
名前を呼んでもらう事、わがままに言ってもらう事、
二人で猫で遊ぶ事、一緒に料理をする事、
手は繋いで町を歩く事。

願望は留まる事を知らずどんどん膨らんでいきます。
それも少しずつ叶えていけばいい、時間はたくさんあるのだから。


そしていつの日か、笑って。
笑って欲しい。


胸に湧き上がるこの感情に相応しい名前はまだ見つかりません。
けれど、これだけは言えます。
救われていたのは、間違いなくわたしの方だったと。

9 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:14:29 ID:3Wsb6IZs0

(´<_` )

弟者は何も言いません。

ただ無表情に、ただ一途に、
ひと月経った頃から延々と送られて来る、牢獄からの手紙を見つめ続けます。
白い紙に並んだ、わけの分からない数字の羅列を。
毎日毎日、飽きもせずに。


わたしはその小さな後ろ姿を、ただただ見守るしかありませんでした。
内容が内容で相手が相手なだけに、心の内は複雑です。

出来る事なら今すぐ取り上げて燃やして土に埋めてしまいたい。
しかし何が刺激になってこの子の精神を破壊してしまうか、全く見当もきません。
何より、弟者が自立して行動を起こすのを見るのは、初めてだったのです。

尊重してあげたい。
だからわたしは、見守る。そう決めました。
あの子の後ろ姿が遠く感じます。

10 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:15:39 ID:3Wsb6IZs0

そんな日々がどれだけ続いたか。
いつものように庭の花壇に肥料をあげてると、誰かに後ろから服の裾を引かれました。
相手が誰か?それは愚問でしょう。

わたしも最初は我が目を疑いましたけどね。
今朝まで車椅子だった弟者が自らの足で立ち、目の前で身振り手振りをして、意思表示して来たんですから。
涙を流して歓喜したのも束の間、どうやら用件は「兄者に返事の手紙を書きたい」との事。

わたしの胸は再び複雑な想いで包まれました。
思春期の子供が最初にねだった物が、
食事でも洋服でも玩具でもなく、ペンと便箋と封筒だなんて。

嫌な予感がします。
とてつもなく嫌な予感が。


・・・案の定でした。
あの子はほぼ一日中机に張り付き、
送られて来た手紙の数だけ返事を書く様になったのです。
双子の兄に倣った、わけの分からない数字の羅列の手紙を。

今日も郵便受けには弟者宛の手紙が届きます。
狂った男から、狂った量の、狂った数字の羅列の手紙が。
一日も欠かさず、毎日毎日、飽きもせずに。

11 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:16:26 ID:3Wsb6IZs0

心配で、心配で、仕方がありませんでした。
いくら事件の記憶を失ってるとは言え、この子は気が違ってるわけではない。
あんな手紙のやり取りを続けて、もし頭がどうにかしてしまったら。

弟者の書いた手紙をチラリと盗み見ると、
「111-232-4493」わけが分かりません。

言いようのない不安に駆られつつ、初めて手紙を読んでる弟者の顔を覗き込みました。
いつも通りの無表情がそこに貼り付いてると信じて疑いもしなかったのです。

この時にはもはや兄者の存在が煩わしいとさえ思ってました。
新しく家族になった二人の門出を、これ以上邪魔しないで欲しいと・・・










(´<_`*)

・・・弟者は笑ってました。
気が違ったそれではなく、まるで欲しい物を手に入れた子供の様に、嬉しそうな顔で、
笑ってたんです。
わたしが見たかった笑顔がそこにありました。

12 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:17:39 ID:3Wsb6IZs0

わたしがご飯を作ってあげても、
素敵な洋服を買って来ても、
部屋いっぱいの玩具を買ってあげても、
抱き締めて頭を撫でてあげても、
猫を連れて来てあげても、
汚れた足の裏を丁寧に拭いてあげても、
目の前で自慰行為に浸っても、
恥を忍んで慣れない道化を演じても、
何をしても、
弟者はこんな風に笑ってくれません。
何故ですか?
分かりません。わかりません。ワカリマセン。
分かんないんです。

わたしは悲しくなりました。
何故?どうして?
頭が酷く混乱してます。
気が狂いそうです。
胸の真ん中が張り裂けそうに痛み出しました。
押さえても治ってくれません。
こんなのって酷いじゃないですか。
あんまりじゃないですか。
ひどいひどい。
あなたにはわたししかいないように、
わたしにももうあなたしかいないのに。
こんなのは、酷い裏切りだ。


誰よりもあなたの近くにいるわたしより、
誰よりもあなたに尽くしてるわたしより、

あなたから全てを奪った男からの紙きれの方が、
価値があると言うのか

13 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:18:36 ID:3Wsb6IZs0

頭の中で何かが切れる音がしました。
バツンッと大きな音を立てて、切れてはいけない何かが切れてしまいました。
何が切れたのかは分かりません。
ふふふふふ。無表情のまま口の端だけを上げて、わたしが笑い出しました。
静かな部屋にふふふという笑い声だけが響きます。
つられてわたしも笑いました。
ふふふふふふふ。ふふふ。弟者はわたしに見向きもせずに手紙を読んでます。
わたしはもっと笑いました。

そうしてようやく、弟者に抱いた感情の正体に気付けたのです。
気付いた時にはもう手遅れでした。
手遅れでした。
手遅れでした。
手遅れ

14 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:19:27 ID:3Wsb6IZs0

( <●><●>)「だからわたしは、弟者を犯したのです」

(   )「!!」

( <●><●>)「何もおかしい事ないでしょう。
       わたしにはその権利があるんですから」

( <●><●>)「わたしはあの子にわたしの全てを捧げました。
       だからわたしもあの子の全てを貰わなくては、割に合わないと思いませんか?
       おかしい事なんか一個もないでしょう」

( <●><●>)「わたし、間違った事言ってませんよね?」

(   )「・・・・・・・」

( <●><●>)「なんです?その顔は?」

(   )「・・・いえ」

( <●><●>)「やめて下さい」

( <●><●>)「そんな目でわたしを見ないで下さい」

( <●><●>)

( <●><●>)「話を続けます」

15 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:19:56 ID:3Wsb6IZs0

今でも昨日の事のように思い出せます。
あの時の悲鳴と感動は、そう簡単に忘れられるものではありません。

可哀想に。痛かったのでしょう。
しかしそのおかげで弟者は心と声を取り戻す事が出来たのです。

この子はもうお人形さんなんかじゃありません。
人間に戻ったのです。


それからというもの、弟者は執拗に外に遊びに行きたがりました。
本来ならば喜ぶべきなのでしょう。もちろん許可は出来ません。
もっと精神が回復してからでないと、こんな状態では・・・到底無理です。

あなたが現在どんな状況下に置かれているのかを噛み砕いて説明しても、
いくら優しく宥めて一切の聞く耳を持ってくれないので、
わたしは心を鬼にして、あの子を部屋に閉じ込めました。


ああ、どうしてこんな事に。
これまでさんざん甘やかしてしまったのが祟ったのかもしれません。

ごめんなさい。時には厳しく叱咤するべきでした。
全部全部わたしの責任です。責任はとらなくてはいけません。
今度こそちゃんと教育してみせます。
今度こそ。


扉を叩く音と泣き叫ぶ声は始終途絶えませんでしたが、幸いここは森の奥の家。
どれだけ叫んでも誰の迷惑にもなりません。
いくらでも叫べばいい、あとはわたしが耳を塞げばいいのです。

手紙が元凶ではと、それ関連の物を取り上げた時期もありました。
しかし事態は悪化する一方。やむなく文通は続けさせる事にしました。

兄者からの手紙の内容は「439-444-1223」やっぱり意味が分かりません。
あの男、狂ってる・・・。

16 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:20:16 ID:3Wsb6IZs0

わたしは困り果てました。思ったより弟者の精神は不安定のようです。
あまりにも攻撃的なその態度はもはや不安定というより、異じょ・・・なんでもありません。

妄想と錯乱が酷く、数日後には奇行が目立ち始めました。
発言もおかしいです。
わたしに「頭がおかしい」だなんて。狂ってるのはあなたの方なのに。

狂人は自らが狂人である事に気付かないとはよく聞きますが、
まさかこんな身近にいる人物がそうなってしまうとは。

いよいよ目を離せない状況です。部屋に監視カメラを仕掛けました。
本当はこんな事したくありませんが、こうなってしまった以上仕方ない。
5台では死角があって心配なので24台にしました。
次の日には32台になりました。
これで側にいられない時も安心です。


わたしの努力に応える様に徐々に弟者はおとなしくなっていきました。
体を重ねる時も、もう抵抗しません。
とても良い子です。


数週間もそんな日々が続くと・・・もう分かるでしょう?
弟者が妊娠した。

17 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:21:02 ID:3Wsb6IZs0

(   )「えっ・・・」

( <●><●>)「ふふふ、何度でも言ってあげましょう」

( <●><●>)「弟者がわたしの子供を身ごもったのです」

( <●><●>)「もう一度言いましょうか?」

(   )「何を・・・、だって、弟者さんは・・・」

( <●><●>)「あなた何も分かってないんですね」

( <●><●>)「それでも記者ですか?」

( <●><●>)「何しにここに来たんです?あ、死ぬ?」

(   )「わたし、は・・・あなたに会いに・・・」

( <●><●>)「そうでしょうそうでしょう。わたしの話を聞きに来たんでしょう?」

( <●><●>)「ならばしっかり聞きなさい」

( <●><●>)「彼女は、わたしの子を、妊娠したのです」

(   )「・・・・・・」

( <●><●>)

(   )「・・・だから殺したんですか?」

18 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:22:05 ID:3Wsb6IZs0

( <●><●>)「はい?」

(   )「弟者さんが妊娠したからですか・・・?」

(   )「子供が邪魔だったんですか・・・?」

( <●><●>)「いいえ」

( <●><●>)「むしろわたしはそれを望んでました」

( <●><●>)「家族三人で幸せに暮らしたいと」

(   )「だったらどうして・・・」

(   )「どうして殺したんですか!!」

( <●><●>)「落ち着いて下さい記者さん」

( <●><●>)「ああ、事件の取材を受けたのは初めてですが、こうも荒々しいものなのか。
       受けなければ良かった」

( <●><●>)「そう興奮しないで下さい。どうか座って、落ち着いて」

(   )「愛してたんでしょう!?」

(   )「どうしてあんな事したんですか!!」


20 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:22:59 ID:3Wsb6IZs0

( <●><●>)



わたしは今、刑務所の中にいる。

流石家の生き残り、流石弟者を殺した罪で。



( <●><●>)

( <●><●>)「殺してなどいませんよ」

21 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:23:57 ID:3Wsb6IZs0

( <●><●>)「弟者は、彼女はゆらりゆらりと揺れながら、わたしを見下ろしてました」

( <●><●>)「天井から吊された縄で首を括って」

(   )「・・・うそ」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

(   )「嘘だ・・・」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

(   )「弟者さんは自殺だった・・・?」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

(   )「警察や報道はあなたが殺したって」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

(   )「じゃあどうして彼女は死んだんですか」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

( <●><●>)「嘘じゃありません」

22 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:24:58 ID:3Wsb6IZs0

( <●><●>)

( <●><●>)「ええ、低俗無能で犬畜生なかれらは今もそう思ってるでしょうね。
       それでいいと思います」

( <●><●>)「分かります?愛する者の死に顔を見た時の、喪失感と罪悪感」

( <●><●>)「・・・分からないでしょうね。
       それでいいと思います。分かるわけがないんです。
       それが当たり前です」

( <―><―>)「わたしは全てを失いました。
       生きる希望も、理由も、何もかもです」

( <―><―>)「彼女はわたしの全てでした」

( <―><―>)「でも」


( <○><○>)「同時に、彼女が永遠にわたしの物になったのだと、分かりました」

23 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:26:06 ID:3Wsb6IZs0

( <_  )

ゆらぁり、ゆらぁり。
真っ赤な夕日に侵されて、彼女の肌がほんのりと林檎色に染まります。
まだ温かい弟者の足を掴んでブラブラと左右に振ると、縄が軋み体が揺れました。
しばらくその光景に見とれてましたが、やがてはたと気付きました。

お腹の子は・・・?

考えるだけでおぞましい事でした。
彼女は自分が妊娠してる事を知らなかったのかも知れない。
いや、知ってしまったからこその結末なのか。

わたしと妻の子が、死んでしまう。

( <○><○>)『あっ・・・』

( < >< >)『あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!』

24 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:27:07 ID:3Wsb6IZs0

頭で考えるより先に体が動くとは、まさにこの事。
わたしは包丁を片手に台所に走りました。
そう。今のわたしにはこの包丁が必要なのです。
落ち着いて、急がなくては。

ゆっくりと深呼吸して冷静を保ちつつ、冷蔵庫を開ける。何故こんな所に電話が。
首を傾げ思いつつ電話を冷凍庫に移動して扉を閉める。
それより包丁だ包丁。わたしは右手に包丁を持ったまま包丁を探した。
ふと視界の隅で黒い物が動きました。ゴミ箱の肉の破片に群がっているゴキブリでした。
わたしはそれらをめった刺しにしてわし掴み、口に含みました。
彼女が見て怖がるといけないから。
ぱきぱき、ぶちゅ、という音がして苦い味が口の中に広がりました。
はい。いい感じに吐き気がします。
十二回ほどよく噛んで吐き出しました。ゴキブリは茶黒い塊になりました。

わたしは包丁を片手に部屋に戻りました。
口の中にまだ堅い物が残ってるので取り出すとゴキブリの足でした。
わたしは包丁を片手に台所に走りました。
冷凍庫を開ける。電話を冷蔵庫に戻す。冷蔵庫を閉める。
ゴミ箱の中のゴキブリだった塊を口に含み、足と一緒にゴミ箱へ吐き捨てました。
彼女が見て怖がるといけないから。
害虫駆除完了。

わたしは包丁を片手に部屋に戻りました。
まだ少し混乱してるようです。手の震えが止まりません。
これからわたしは重要な行為をする。成功させるには冷静でなくてはいけない。
大事な事なんですよ。
心を落ち着かせる為、窓に手をついて外の景色を眺めました。
庭の花壇ではわたし達の花が綺麗に咲いてるのが見えます。
郵便屋さんに褒められた自慢の花です。当然です肥料がいいんです。
猫が好きなんです。あの可愛い鳴き声が好きなんです。
ぎゅって。
にゃあ。
にゃあ。
にゃあ。
わたしは包丁を片手に部屋に戻りました。
迷いはありませんでした。

25 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:28:05 ID:3Wsb6IZs0

グチュ!


痛くないよう弟者のお腹に思い切り刃を突き立てました。
豆腐を刺した時の感触に似てると思いました。
傷口から血がたくさん溢れます。作り物みたいな赤い色です。

痛みで起きてしまうのではと何度も顔を覗き込みましたが、
その度に彼女は綺麗な死に顔を浮かべて眠ってくれました。
つられて微笑むと「大丈夫」声が聞こえました。弟者の声です。
そうだ、わたしは大丈夫。「大丈夫」そう、大丈夫。
だから落ち着け、冷静になれ。冷静に。
深呼吸して。

手の震えが止まりました。獣のように乱れていた息も通常どおりです。
大丈夫大丈夫大丈夫。よし。こう見えて知識はあるんです。だからだいじょぶ。
わたしは安心して胸から腹まで切り裂きました。
また声がしました。・・・「早く」・・・「早く」・・・分かってます。
助けなくては。

急げグジュ、急げ、急げ、まだ間に合う、グチグチ「早く」、分かってます。どこだ、グリュ、
グチュグチュ、ああ嫌な音がする「早く」、二人の子供は、ズルズル、「アイシテル」グチョ、わたしと、妻の!
「早く」胸から、股までグチャグチャ切り開いて、「早く」「早く」分かってるグチャ、ブチブチ、
ビチャ中の、余計な「早く」物を全て、分かってるよブツン、引きずり出してヌチョヌチョ、グチ、


「早く」

「早く」


( <○><○>)「早く」

26 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:29:10 ID:3Wsb6IZs0

振り上げて振り下ろしての動作を夢中で続けてると、
包丁の切っ先に何かが引っ掛かってるのが見えました。

目を凝らしてよく見てみる。
手のひらサイズの赤ん坊と思わしき肉塊・・・下半身。
わたしの子供です。
あまりにも不完全な、わたしの彼女の。
た、大変だ。上半身はどこだ。上半身上半身。
上半身は大事です。大切な事なんです。


・・・見つけた。


良かった。
危うく十年後、下半身だけの子供とキャッチボールするところでした。
・・・サッカーの方がいいですかね。

額から垂れて来た汗を空いてる方の手で拭いました。
ぬるりとしたそれは汗ではありませんでした。
ほっと安堵の笑みを浮かべつつ、我が子の上半身と下半身を力づくでくっつけました。
少し頭が潰れてしまいましたが上手くいきました。
もう大丈夫。わたしたちの子。
きっと優しい子に育ちます。

27 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:30:00 ID:3Wsb6IZs0

さあ、目を開けて。
少し頭が潰れてたのでどこが目かよく分からないけれど。
ほら。目に穴を開けましたよ。
見えますか?これがあなたの世界です。
あなたは生まれました。愛される為に生まれて来たのですよ。
しっかり。大きく息をして。産声をあげて。怖がらないで。
大丈夫。頑張って。
わたし達が守ってあげます。だから大丈夫。
何にも心配する事なんてないんですよ。
聞こえますか?聞こえたら返事して下さい。
口が利けない事はないでしょう?ああそうでした、あなたにはまだ口がないのですね。
はい、作ってあげましたよ。可愛らしい顔になりましたね、お母さん似です。
そうだ、名前。あなたの名前は何にしましょうか。
いけないいけないまだ考えてませんでした。
弟者に相談しなくてはいけませんね、大切な事ですから。
もしもし。もしもし。もしもし。ほらほら呼んでますよもしもし。
お父さんですよ。あなたのお父さん。分かりますか?
もしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもしもし
へんじ しろ

28 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:31:15 ID:3Wsb6IZs0

どうも様子がおかしい。嫌な予感がします。
不安を促すように背中をひんやりとした冷たいものが滑り落ちていきました。
冷や汗。
一度脳裏に過ぎってしまった負の思考は、加速しながら体中を駆け抜けていきます。
目の前がちかちかと点滅して、呼吸音がいやに鮮明に鼓膜を振動しました。
心臓の鼓動がうるさい。まるで全身が心臓になってしまったようだ。
瞳を閉じて呼吸を整える。唇の形を作り、自分に強がりを言い聞かせる。

外では太陽が沈み、部屋に黒の闇が広がりました。
窓から差し込んだ月の光がわたし達を夜から暴き出します。
わたしは恐る恐る我が子の口元に耳を近付けました。
・・・・・・ああ。あああ、ああ、そんな。神様。

一筋の涙が頬を伝います。
やっと、やっと見つけた・・・・・その子は・・・・・・もう、
・・・・・・・・・・・・・息を・・・して、ま、せんでしたぁぁぁァァァ・・・・・・・
・・・ボトッ。


金魚と一緒にミキサーにかけたらとても可愛かったです。

29 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:32:11 ID:3Wsb6IZs0

白。白。頭の中が真っ白だ。
放心状態。覚束ない足取りでふらふらと部屋に戻り、
冷たくなった弟者の前でとうとう膝から崩れ落ちました。
体が石の様に硬直して立つ事が出来ません。

何も考えられない。
無意識の内に眼球だけが泳ぎ、辺りを視界に納めます。
・・・・・・・おや?
今度は自分の意思で首をぐるりと回しました。

・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・赤い・・・・・・

壁が、床が、体が、部屋中が飛び散った彼女で包まれて・・・ああ・・・・・・。
むせ返るような香りにこれ以上ないほど興奮したのを覚えてます。
この辺の話は割合しますが・・・性行為に下半身はいらないのですね。
初めて知りました。

30 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:33:11 ID:3Wsb6IZs0

それからも何ら変わる事なく彼女はわたしの生活の中心にありました。
長い闇が明けて目を覚ませば、弟者の首は腕の中で安らかに眠ってます。

お風呂に入ろうとすれば浴槽には足が、洗濯をしようとフタを開けば洗濯機には腕が、
料理しようと炊飯器を覗けば臓物が、冷蔵庫にはアレが、わたしのする事する事を妨害する。
今日もする事がなくなってしまったのでベッドに戻りました。


このまま独り占めにしたいと願いますが、わたしと彼女が人間である以上
それが不可能な事も、もし誰かに見つかったら弟者が連れて行かれてしまう事も、
分かってます。
ご覧のとおり、わたしは狂ってなどいませんから。

永遠に側にいるにはどうすればいいでしょう。
あなたならどうしますか?
愛する人へ最上級の愛を捧げる為に何をしますか?

わたしの脳は打開策を弾き出すまでに一秒とかかりませんでした。
猿でも思い付く簡単な解決法です。初めは舌でした。
弟者、美味しいです。

31 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:34:00 ID:3Wsb6IZs0

三日、五日、いえ、何日かかったでしょうか。
夢中になり過ぎて正確な日数は覚えてません。
その間どう生活していたのか、自分でも記憶が曖昧なのです。

覚えている事といえば、家中の部位をかき集め、食べては吐いてを繰り返し、
最後の塊を喉に流し込み、ようやっと肩の力を抜けたという事。
その時わたしを満たしていたのは、安心感以外の何者でもありません。

限界まで張り詰めていた緊張の糸が切れて、頭から羽が生えたように体が軽くなる
と同時に、睡眠不足の瞼にどっと眠気がのし掛かります。

立っている事すらままならない自身を見てぼんやりと、
そういえばあれからろくに寝てないと気付きました。

大きく伸びをして欠伸を一つ。
乾いた血がこびり付いた指で目をこすると
じゃりじゃりという感触がして、眼球がひりひりと痛みました。

まだ寝るには少し早い夕暮れ時ですが、もういい。
もういいんだ。

冷蔵庫から取り出した片目のない彼女の首を胸に抱き、わたしはそのまま目を閉じたのです。





後はご存知の通り。
気が付くとわたしはここにいた。

32 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:35:01 ID:3Wsb6IZs0

( <―><―>)

( <●><●>)「愛する妻を殺したと思われるのは心外ですが、そんな事はもうどうでもいい」

( <●><●>)「分かってます。
      彼女がわたしを愛してなかった事は、彼女が命を断った日に、嫌でも気付かされました」

(   )「・・・なん、て・・・なんて事を・・・」

( <●><●>)「それでもね、記者さん。わたしは幸せなんですよ」

( <●><●>)「弟者はわたしを愛してこそくれませんでしたが、わたしに死と体をくれた」

( <●><●>)「分かりますか?
       兄への切なる想いよりも、わたしへの憎しみが勝ったのです」

( <●><●>)「どんな感情であれ、わたしを一番に想い、それ故に死んだのですから」

(   )

(   )「・・・違う」

33 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:36:08 ID:3Wsb6IZs0

( <●><●>)「なに?」

(   )「流石弟者が殺害・・・
      いいえ自殺した日は、流石兄者の死刑が執行された日だった」

(   )「あなたの言った事が本当なら、
      兄者さんが首を吊って死んだほぼ同時刻に、弟者さんも同じく首を吊って死んだ」

(   )「きっと死刑が決まった日から、二人は一緒に死ぬつもりだったんだ」

( <●><●>)

( <●><●>)

( <●><●>)「すみません」

( <●><●>)「あなたが何を言ってるのか、ちょっと分からない」

( <●><●>)

( <●><●>)「嘘を、吐くな」

( <●><●>)「そんなはず、ない。弟者はわたしのせいで死んだ」

( <●><●>)「何よりわたしを想ってたんだ、だから」

(   )「嘘じゃないのじゃ!!」

34 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:37:07 ID:3Wsb6IZs0

l从;∀;ノ!リ人「ちっこい姉者はあなたへの憎しみで死んだんじゃない!
       兄者への愛で死んだんだ!!」

l从;∀;ノ!リ人「兄者だって弟者の事を愛してたんだ!!」

l从;∀;ノ!リ人「最期に面会に行った時、わたしに・・・
       『やっと再会出来たおまえを独りにしてごめん』って・・・。
       『弟者達は連れて行く』って・・・」

(;<●><●>)「達・・・?」

l从;∀;ノ!リ人「ちっこい姉者のお腹の中にいたのは、兄者との子供なのじゃ!!」

l从;∀;ノ!リ人「警察の人が言ってたのじゃ・・・四ヶ月だったって。
       ちっこい姉者はあなたと会った時、もう妊娠してたのじゃ!」

( <●><●>)

l从;∀;ノ!リ人「兄者とちっこい姉者は!
       離れてても、最期まで一緒だったのじゃ!!」

( <●><●>)

( <●><●>)「・・・あ、」

35 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:38:08 ID:3Wsb6IZs0

     「




      アァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~ッ?














                                                           」

36 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:39:15 ID:3Wsb6IZs0












( <_  )『可哀想な人』


それが彼女の最期の言葉でした。
わたしが誰かに抱き締められて頭を撫でられたのは、それが最初で、きっと最期でしょう。
まるで子を想う母の様でした。優しい涙でした。
とても綺麗でした。


おいしかったれす












うふ うふふ

37 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:40:39 ID:3Wsb6IZs0

コンコン
ガチャ

('A`)「失礼します。ちょっと宜しいでしょうか?
    益若さんの診察の時間ですので」

l从 ∀ ノ!リ人「・・・はい」

('A`)「なんでしたら少々お待ち頂ければ」

l从 ∀ ノ!リ人「いいえ、ちょうど話が終わった所です」

l从 ∀ ノ!リ人「もう帰ります。学校もありますので」

('A`)「そうですか」

( <○><○>)「ふふふ、ふ、うふふ、ふふふふ」

('A` ) チラッ

('A`)「あ、あの、で、・・・妹者さん?」

l从 ∀ ノ!リ人「はい」

('A`)「また、かれに会いに来てあげて下さいね」

('A`)「あの人があんな嬉しそうに笑うの見るの、久し振りなんです」

l从 ∀ ノ!リ人「・・・失礼します」

('A`)「お気を付けて」

('A`)

('A`)(学校を抜け出して精神病院に身内の面会か・・・)

('A`)(大変だな、まだ学生だってのに)

38 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:41:04 ID:3Wsb6IZs0

     ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                       ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
       ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                ふふふふふふふふふふふふ
      ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
        ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
          ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                       ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                    ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
              ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
      ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
        ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
             ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
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        ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                  ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
        ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
     ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                   ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
              ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
                                     ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
      ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ

39 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:41:27 ID:3Wsb6IZs0

     ふふふふふふふふふふふふふふ   うふふふふふふふふふふふふふふふふふhhhhhhhhhっふふふふふふ
   フフフ麩麩夫婦ッ麩hウ麩ふっフフフhうふふふふふふふ       フフフ麩フフフフフフフフフ うふふふh
       麩hウ麩麩ふうふふふふふふふ    ふふふふふふふふふふふふふふふふううふふふうh   ふふふふふふふふふふh
            フフフフフフフフフhhhhhhhhhっふっふふふふふふふふふふふ  ふふふふふふh  ふふふうっふふふふううふhh

  ふふふふふふう  フフフふふふふうふふ  ふふふふhっふふふふふふふふ  ふふふうhっふふふふふふっふふふううふうふhhっふふh
     フフフ麩hhhッふふふふふふううううううううううううう  っふふふふふふふふふふhhっふふふうふ ふふふふフフフフフフふふふふ
             ふふふううふうっふうふふふふ
        麩ふっふふふふふふふふふふふふふっふふっふふふふ  うっふふふふふふふううううふふふっふふふふふふふふふうふ
 麩ふふふふふふふっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふっふ っふふふふふふふhっふふふふふふうふうううふうふふうっふふ
                                 っ麩ふっふふふふふhっふふううふふふふふふうっふふふうっふ
                   ふふふふう  ふふふふっふふっふうhhhhっふふっふふふ フフフふっ麩ふふうふっふふふふふふふふう
    フフフ麩h ふふふふふっふふhhhっふふふふう ふふふうっふふふふふふ  麩ふっ麩hdjフォアえjhpういおtれkヴぉpわれjg
          ふふふふふっふふふ             ふふふふふうっふふふふふふふふふふ           ふふふっふうふ
   フフフ麩hhhhバイオgレj語彙tレアhjgうホっ!子pj四hb{御jkt四h@イオ2bくぉj三rg@90h15j{30位53r@}「gr3krlg「1じょ5h-
       ふっふふふふふ  くぇmtんひおg@qt43jb@: 四h@イオj@:、}q390うy5928-0mgbvkくぁl
          ふふふ   ふふふ       ふウフフ麩麩夫婦ふっフフフ麩麩hhっ麩ふっ麩麩 うふふふふふっふ ふっフフフフフフ   ふふっふ

         麩麩は不意ふふふういぴあpぎお うふふいhっふっふふううううう  ううう
                                                   ふふふふふふふっふふふ
                                             っふふっふふっふ   うふふ
              うふふ    うふ

40 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:41:47 ID:3Wsb6IZs0


























                                                ふふふ

41 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/13(月) 21:42:44 ID:3Wsb6IZs0

ガチャ・・・


     「・・・おや、お帰りですか?」

     「ちょっとお待ちなさい、仲間はずれのお嬢さん。
      最後にイイコトを教えて差しあげましょう」


     「弟者の記憶はとうに戻ってました。
      彼女はわたしに初めて犯された時、事件の記憶と同時に、言葉を思い出したのです。
      それでも、兄に手紙を書き続けた」


     「うふふ・・・・この意味が分かりますか?」


     「流石兄者は狂ってなどいなかったのです」

     「まぁ・・・ヒトゴロシには変わりありませんが、ね・・・」


バタン・・・










( <●><●>)(´<_` )残念ながら、わたしは仲間はずれのようです( ´_ゝ`)l从・∀・ノ!リ人 完





数字の意味や隠し要素については こちら(リンク先ネタバレ注意) をご覧下さい
一部本文の修正を行いました
[ 2013/10/08 19:19 ] スレ立て短編 | TB(0) | CM(0)

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