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( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )  第八話

122 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:38:02 ID:s2smMGc.0




僕のバイト先にも仲の良い兄弟がいる。




.


123 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:39:06 ID:s2smMGc.0
ーーー

( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )

ーーー

124 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:40:28 ID:s2smMGc.0
 ( ,,^Д^#) 「おいバイト!とっとと運べ!!」

(´・ω・`) 「はい」

从'ー'从 「店長ー、私は何をすれば…」

 ( ,,^Д^*) 「お、渡辺ちゃんは休んでて!お疲れ様ー」

おいおい、えらく態度が違うじゃないか。

125 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:42:41 ID:s2smMGc.0
 ( *^Д^) 「はい、お茶いれたから、ゆっくり飲んでねー」

从'ー'从 「わー、ありがとうございますー!副店長!」

 ( ^Д^) 「おら!バイト、これ外で配れ!!」

そう言って段ボールに入ったいっぱいのクーポン付きチラシを渡される。
1000枚はあるんじゃないか。

 ( ,,^Д^#) 「30分で戻れよ!」

無理です。
こんな寒い中誰もこんな寂れたとこまで来ません。

126 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:43:56 ID:s2smMGc.0
ーーー

 ( ,,^Д^#) 「てめぇ30分で戻って来いっつったろ?!何時間かかってるんだ!給料減らすぞ?!」

(´・ω・`) 「すいません」

 (# ^Д^) 「てめぇみたいなバイトなんて代わりが沢山いるんだよ!!辞めちまえ!」

从'ー';从 「あのー、店長、副店長…私は何をしたら…」

 ( ,,^Д^) 「ゆっくりしてってね!」  (^Д^ )

从'ー';从 「え…私休んでばっかで…こんなのでお給料もらえません…」

 ( *^Д^) 「いいから!いいから!」

 ( ,,^Д^*) 「渡辺ちゃんはいるだけでいいの!」

(´・ω・`) 「……」

仕事が厳しいのは仕方が無い。
ただ、この扱いの差はなんなのだろう。
彼女に罪がないのもわかってる。
あの店長副店長コンビがクズなだけだ。

(´・ω・`) 「じゃあ辞めます」

 ( ,,^Д^) 「辞めちまえ辞めちまえ!根性無し!」

 ( ^Д^) 「帰れ帰れ!」

 ( ,,^Д^) 「さ、渡辺ちゃんは俺たちとお話してるか!」

 ( ^Д^) 「ささっ、あったかい部屋にでも!」

从'ー'从 「あ、あと店長、明日休みたいんですけど…」

 ( ,,^Д^) 「いいよ!いいよ!どんどん休みなさい!」

(´・ω・`) 「……」

なんだよ、僕が休み取りたいって言ったは嫌味タラタラだった癖に。

127 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:45:00 ID:s2smMGc.0
ーーー

作業着を投げ捨てて自分の荷物をロッカーから取り出す。

なんなんだ。あいつらは、性格が悪すぎる。

ふと頭を別の兄弟が過る。

あいつらはお互いにしかストレス解消するからまだマシだ。

(´・ω・`) 「お互いにストレス解消…」

ふとポケットにある配り残しのクーポン付きチラシを見る。

丁度3枚。

(´・ω・`) 「……」

128 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:46:00 ID:s2smMGc.0
ーーー

翌日。


( ´_ゝ`)「え、このクーポンくれんの?」

(´・ω・`) 「ああ、前に働いてたバイト先になんだけどね、気まずいし、期限は今日までだし、今日僕バイトの面接があるんだ」

(´<_` )「本当にいいのか?」

(´・ω・`) 「うん、品数が売りのビュッフェでデザートも豊富。兄者の好きなナッツ系のデザートとか弟者の好きなプリンもあるし」

( *´_ゝ`)「ナッツ系…」

(´<_`* )「プリン…」

(´・ω・`) 「はい、三枚あるから、ドクオも」

(´・ω・`) 「二人のストッパーになってよ」コソ

('A`) 「…ああ、できる限りを尽くすよ」コソ

129 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:47:09 ID:s2smMGc.0
ーーー

 ( ,,^Д^) 「いらっしゃいませー!」 (^Д^ )

席に案内されて座ると店員が近寄る。

 ( ^Д^) 「3名様90分食べ放題プランでよろしいですか?」

('A`) 「はい、それで」

 ( ^Д^) 「こちら、ライスのみ注文制となっておりますがいかがですか?」

( ´_ゝ`)「あ、俺大ライスお願いします」

(´<_` )「俺はいいや」

('A`) 「俺も」

 ( ^Д^) 「大ライス一つでよろしかったでしょうか?」

( ´_ゝ`)「いいでーす」

 ( ^Д^) 「ではごゆっくり」

130 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:48:54 ID:s2smMGc.0
ーーー
( *´_ゝ`)「うまそー!」

(´<_` )「だな」

('A`) 「お前ら盛りすぎだろ…」

i!iiリ゚ ヮ゚ノル「いやーん、あの人達イケメーン」

||‘‐‘||レ「その上仲良しな双子だー」

セリフの順に料理を取るための列をなす。

てかお前らモテるの早い。

カウガールと花柄女がすでにメロメロじゃないか。

131 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:50:31 ID:s2smMGc.0
そんなことも露知らず。
二人の頭に食後のデザートの文字は無く、最初からデザート含め盛るつもりのようだ。

( *´_ゝ`)「あ、アーモンドプリンラス1もーらい!」

(´<_` )「!!」

瞬間、兄者が見えなくなり轟音が聞こえる。

( ;´_ゝ`)「イタタタタ…」

(´<_`; )「大丈夫か?!兄者?」

('A`;) 「……」

何が起こったかは光景を見ればだいたいわかった。

床に散らばった皿の破片と食べ物と倒れた兄者と弟者の片足だけ前に出した姿勢。

しかも兄者の皿から忽然と消えたアーモンドプリンがちゃっかり弟者の皿に乗っている。

( ;´_ゝ`)(´<_,` )('A`#) 



おい、何実の兄に足払いしてんだよ。

プリンくらい待てばすぐに追加されるだろうに。

132 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:51:37 ID:s2smMGc.0
 ( ,,^Д^#) 「お客様?!」

怒って店員がやってくる。

(´<_`; )「顔は大丈夫か??ああ…婿入り前なのに…」

お前の家では長男は婿入りするのか。
数少ない一族増やす気は無いのか。
この前苗字サイトで検索したらヒット0世帯だったぞ。
お前ら存在してないことになってっぞ。

( ;´_ゝ`)「大丈夫…手切っただけ」

(´<_`; )「待ってろ、今絆創膏出すから!」

弟者さん、カバンから絆創膏出してるところで悪いですけど割れ物割って怪我したらまず流水で傷口洗うのが正しい応急手当です。

まあわかっててやってるんでしょうが。

( ;´_ゝ`)(´<_,` )

133 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:52:42 ID:s2smMGc.0
( ;^Д^#) 「あーあ、こんなにしちゃって…ちゃんと弁償してくださいね!!」

(´<_` )「……」

丁度指にくるりと一周絆創膏を貼り終わった時、店員が言った。

やべぇ、やな予感。

(´<_` )「…確かに兄が店の物を破損させたのは謝りますが…こういう時はまず怪我人を心配するのが人として先決なんじゃないんですか?」

 i!iiリ゚ ヮ゚#ノル「そうよ!そうよ!」

||‘‐‘#||レ「人としてサイテー!」

 ( ,,^Д^;) 「うぐっ」

 ( ;^Д^) 「あ…すいません」

見れば店中の女性客がこちらを見ている。

もういやだ。

134 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:53:53 ID:s2smMGc.0
ーーー

( ;´_ゝ`)「お皿と料理ごめんなさい…」

 ( ,,^Д^;) 「いや!いいよ!弁償なんてしなくて結構です!」

( ´_ゝ`)「え…でも…」

 ( ;^Д^) 「むしろこれ…治療費に…」

 ( ,,^Д^;) 「あと、またの御来店お待ちしています!」

金一封とクーポン。

治療費ってただの切り傷ですが。

チリンとドアベルを鳴らしながら扉が閉まる。

しかしなぜかその後連続でチリンチリンとドアベルを鳴る。

('A`;) 「何事?!」

振り向けば店中の女性客が代金をぶっきらぼうにレジに叩きつけながら退出していた。

おい、あの客確か俺たちより後に来てただろうが。

||‘‐‘*||レ「あの!連絡先書いたので受け取ってください!」

 i!iiリ゚ ヮ゚*ノル「わ!私も!手、お大事に!!」

次々と我も我もと女性客が二人にメアドを渡して行き風のように去って行った。

( ´_ゝ`)「あの中で誰が1番料理うまいのかなぁ……」

そこかよ。

135 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:55:16 ID:s2smMGc.0
ーーー

('A`) 「…てなことがあったわ」

(´・ω・`) 「ふーん、お店をメチャクチャにしたんだ…」

('A`) 「俺には何も出来なかった。すまない」

(´・ω・`) 「いいよいいよ、もう辞めたバイトだし」

('A`)「…そっか」

(´・ω・`) 「あ、そろそろバイトだから行くよ。じゃあね」

('A`) 「おう、またな」

去って行くショボン。
なんとなくその顔を見る。

(´^ω^`))) ('A`) 

('A`) o0(……?)

136 :同志名無しさん:2013/02/28(木) 22:56:26 ID:s2smMGc.0
ーーー


客は店に好感を覚えた場合、3人にそれを伝えるが、もし店に嫌悪感を覚えた場合は33人にそれを伝えるという。

('A`;) 「これはひどい」

後にその店のネットでの評判を見ると大変なことになっていた。

('A`;) 「これ、全部あの時居た女性客関係かね…」

('A`) 「あれ?」

その中に一つ、気になる評価があった。

『前働いてたけどあの店長兄弟は本当に人の心が無いと思うほど酷い。』

('A`) 「この評価…俺らが店に行く前日…」

笑顔のショボン、前のバイト、兄者と弟者。

('A`;) 「闇落ちしたか…」

俺はアンタみたいには、ならねぇぞ。たれまゆさんよ。



結局店長からもらったクーポンを使わぬ内にその店が潰れたのは言うまでもない。


( ´,_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_,` )

第八話 アーモンドプリンとお茶と大ライス


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