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( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )   第二話

22 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:25:21 ID:l5u.FjKs0
「まあ!仲良し兄弟でいい子ねぇ。うちのバカ息子たちにも見習わせたいわぁ」

「二人とも仲がいいから…はい、チューペット。仲よく半分こするのよ?…って貴方たちなら心配ないわよね…」

「あらら…吸い口側の譲り合いしてるうちに溶けちゃったの?!ごめんなさいね…おばちゃん、気が利かなかったわ…そうよね…貴方たち仲良し兄弟だもんね…」

「ごめんね、はい、チューペット、一人一こずつね」

23 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:26:32 ID:l5u.FjKs0





( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )

24 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:27:36 ID:l5u.FjKs0
( ´_ゝ`)「じゃあ弟者おやすみー!」

('A`)「おやすみ」


(´<_` )「おやすみ」

ビール片手に何やら密閉パックに完全密封された魚の干物をつまみ用に準備している弟者にお休みを告げる。

良かったな、朝ぶりのまともな食事で。


ぱたりと自室の扉を閉める兄者。

( *´_ゝ`)「布団にダーイブ!!」

ポフンと布団ににこにこしながら飛びこんだ兄者はなぜか突然呻きだした。

( iii´_ゝ`)「くっさ!!!!」

驚いて兄者の布団に顔を近づける。

('A`;)「ええ?!」

魚臭い。尋常じゃない魚臭さだ。



( ;_ゝ;)「ええ?!なんで?!」




(´<_,` )「やっぱくさやは旨いな」

調理法次第で臭いを抑えつつ、味を損なわないように出来るからなおいい。

弟者はにんまりと笑いながらそう心の中で呟いた。

25 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:28:50 ID:l5u.FjKs0
('A`;)「多分、外で干してるときにご近所さんが魚焼いてたんじゃね?」

( ;_ゝ;)「そっかなぁ?うう…早く鼻が慣れないかなあ…」


泣きながら布団に潜り込む兄者。

( う_ゝ;)「うう…電気消すぞー」

兄者は寝ころんだまま、天井から伸びた電灯の紐を引く。

ぱちり、ぱちり。

暗闇の中、兄者は語りだす。

「なんか修学旅行みたいだな」

「懐かしいな…」

「…どっくん好きな子いる?」

「女子か」

「修学旅行って結局そこに落ち着いた気がする」

「確かにな」

「後で女子に聞いたらむしろ女子のほうが目ぼしい男子なんて少数だから最後は悪口大会。すっきりしたところで寝るんだってさ」

「そんな裏情報教えてくれる程女子と仲良くねーし…」

26 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:30:01 ID:l5u.FjKs0
「…そういう誠実なところ、認められるといいな」

「誠実じゃねえ、ただのコミュ障だ」

「女遊びなんてありえないじゃん、ドクオが」

「できる余裕がないからな」

「どういうのが好きなんだ?」

「黒髪ロング、10代、巨乳」

「なあ、性格何処行った」

「あ」

「…でもわかる、見た目が嫌だとなんも受け入れられないよな」

「お前にも受け入れられない奴がいるとは」

「…いる、そりゃあ、まあ適当に、にこにこしてればやり過ごせるから」

「適当に…にこにこ…」

「そそ、あ、こいつと居ても利益無いな、って思ったらすぐテキトーにこにこモード」

「利益って…」

「あ、大丈夫、お前とはそういうのないから」

「……」

「えっと…まくら投げする?」

「暗闇でか」

「…修学旅行ってなんだっけ」

「知らん」

27 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:31:09 ID:l5u.FjKs0
---

(うA`)「うう…おはよう」

( *´_ゝ`)「おっはよー!弟者!」

(´<_` )「おはよう、よく眠れたか?」

( *´_ゝ`)「うん!そういえば夢に弟者がでてきたー」

(´<_` )「ほう、どんな夢だ?」

( *´_ゝ`)「んとー、昔一緒にチューペット一個ずつ貰ったときの夢!」

(´<_` )「ああ、そんなことよくあったな」

( ´_ゝ`)「でーチューペット貰った後の俺らってにこにこしてたよなーって」

(´<_` )「…そうだな」

利益、にこにこモード、チューペット。

('A`)

なあ、お前らにとって仲良しって、なんだよ。

28 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:32:05 ID:l5u.FjKs0
(´<_` )「ほいしょっと、ほら朝飯、タコライス」

( *´_ゝ`)「やったー!!」

('A`)「…いただきます」

食卓に並んだタコライス、
ちらりとごみ箱から見えた、缶ビール一本とくさやの箱。
思い出のチューペットはもう、販売停止なんだってさ。

29 :同志名無しさん:2013/02/05(火) 00:33:16 ID:l5u.FjKs0
( ´_ゝ`)「どーした?ドクオ?タコライス嫌い?」

(´<_`; )「作り方は…間違ってないはずだが…」

兄者の様子をみると、朝食には何も仕込まれていない様子だ。
ほっと安心する。

('A`)「…いただきます」


安心。
朝食一つで。

( *´_ゝ`)「ウマー、流石弟者!」

(´<_` )「喜んでもらえて光栄だ」

俺はこいつらを大学からしか知らない。

('A`)

知らないって。結構、怖いんだな。

俺はタコライスのレタスを頬張りながら少し身震いした。


( ´,_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_,` )

第二話 くさやとチューペットとタコライス


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