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( ФωФ)ささやかな怪異を含む静かな群像劇のようですζ(゚ー゚*ζ  一話

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 20:17:41.79 ID:Yjl9VkA80



【時系列で言えば二話より後であるところの一話】



-ワカッテマス様は、きっとご立派な詩人になりましょう。-



下宿先の大家に占いを進められた。
碌に大学にも行かず、部屋の中で一日中塞ぎ込んでいる私を心配しての事だった。

( <●><●>)「この科学の時代に、占いなど役に立たない事はワカッテマス」

などと、散々世話になった大家に言える筈もなく、簡単な地図を手に私はその家屋を訪ねた。

( <●><●>)「目印は、立派な枝振りのコブシの木……」

手入れされた土塀から易々と身を乗り出しているコブシを見上げると、高く上がった太陽の光に軽い眩暈を覚えた。
確かに立派なコブシであった。
まるでそこにだけ、いまだ雪が残っているかのように、真白い大振りの花が枝を覆っていた。

( <●><●>)「ここ、ですね……」

占い、などと言う怪しげなものを生業にしている人間の家だと言うから、
一体どんな化け屋敷だと身構えていたのだが、
そこにあるのは、ごく平凡な日本家屋であった。


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ニュー速VIP 完結作品(中編)


【時系列で言えば二話より後であるところの一話】
【時系列で言えば一話より前であるところの二話】
【誰にも話さなくても良かった三話】
【おかえりなさいをしてくれる四話】


(-_-) 「俺の占いは当たる」ようです

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:03:42.63 ID:UjCPgFms0
帝都VIP。
この大都会では、今日も多くの人が悩みを抱え街を行き交う。
そんな子羊達に「占い」という方法で光明を示す1人の男。

疋田退。
人は彼を「占い師ヒッキー」と呼ぶ……!!


从*゚ーノリ「…と言っても、全然繁盛してないですけどねー」

(;-_-) 「それを言わないでよ。今折角カッコ良く決まったのにさ……」

从*゚ーノリ「師匠がいくらキメたところでたかが知れてるじゃないですか」

(;-_-) 「ひでぇ!!」


(-_-) 「俺の占いは当たる」ようです



[ 2013/12/01 23:04 ] スレ立て短編 | TB(0) | CM(0)