川 ゚ -゚)奴隷と海賊のようです(゚Д゚,,)  1スレ目

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/19(火) 12:15:15.28 ID:FGFXeJm4O


ずくん、と腹が痛んだので、思わず瞼を開けてみると、小窓の外は未だ、星の輝く夜の色に染まっていた。
何だ、朝はまだ来ていないのか、と、再び瞼を閉じてみるが、
痛みが治まることはなく、眠気ばかりがどんどんと遠ざかっていく。

仕方なしに、硬く冷たい石の床に手を突いて起き上がると、
腹をさすりながら痛みの原因について考えてみる。

やはり、昨日の鍛錬で腹を蹴られたからだろうか?
それとも、払いのけられ地に落とされた飯を食べたからだろうか?

だが、どちらも今までに幾度となく経験してきたが、今夜のような痛みを深夜突然伴ったことはない。
不思議な痛みに首を傾げつつ、夜が明けるまでに治まらなければ
鍛錬に支障が出るかもしれないな、などとぼんやり思う。

そうしてしばらく腹をさすり続けていたのだが、
痛みは一向に治まらなかったので、結局さするのをやめることにした。

部屋を出て人を呼ぶ、という考えは、微塵も持ち合わせていなかった。
この狭く暗い部屋を出ていいのは鍛錬の時のみと決まっていたので、扉には錠前が掛けられていたからだ。

――だから、その錠前を開く音が静寂を破ったとき、
びくりと心臓が跳ね上がってしまったのは無理もないことだった。



川 ゚ -゚)奴隷と海賊のようです(゚Д゚,,)  2スレ目

1スレ目はこちら

川 ゚ -゚)奴隷と海賊のようです(゚Д゚,,) 3スレ目

2スレ目はこちら

川 ゚ -゚)奴隷と海賊のようです(゚Д゚,,) 4スレ目

3スレ目はこちら

川 ゚ -゚)奴隷と海賊のようです(゚Д゚,,)  最終スレ

4スレ目はこちら